見送りの朝 | 鬱と犬

鬱と犬

2004年4月に鬱に。
最近、妹から犬をもらい少しづづ回復の兆しが??
四十路女子の鬱と犬についての身辺雑記です。

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無事に成田空港に着きました。今は朝の六時半。旅立ちではなく見送りです。


仮眠とった近くのサービスエリアで、
久しぶりにコーヒーをごちそうになった。旅立つ同僚のフィリピンの女の子から。彼女はシンガーで、子供のように笑う声かわいくて、情感ある演歌を歌い、日本のライスをこよなく愛した。
寝起きのわたしは、最初は断ろうと思ったが、この自分より十歳も若い子の好意を無駄にしたくなかった。


コーヒーを飲むのは何ヶ月ぶりだろう。思い出せない。
夏に、冷房病になり、体調良くなく何となく飲まなくなっていた。
コーヒーはブラックが好き。
昼間の仕事をしていた時の休憩は、いつもコーヒー。
初めて男の人の一人暮らしの部屋に行った時、
相手がいれてくれたコーヒーを見つめ、ドラマみたいだな、とドキドキした。
旅に行くと、朝は必ず食後にコーヒー。目覚めの一杯、はじまりの一杯。
異国で飲んだコーヒーで印象的なのは、ベトナムのコーヒー。アルミの独特の容器から、したたり落ちる瞬間が、妙に楽しかった。


何日か前のブログに予想したが、旅が好きなわたしは成田空港に行ったら、旅人モードになると思っていた。現実は保護者モード。日本初来日なフィリピンの女の子二人のチェックインにつきそい、チケットのゲートと時間を説明し、出発ゲートに送る。
帰国するもう一人のダンサーの女の子は、本当に優しい子で、だけど抜群に表現力あるダンスを踊り、我が家の愛犬まりこをこよなく愛した。

別れ際、二人とハグ。
やはり、こらえきれず、わたしは涙声になっていた。気のきいた言葉なんて、スムーズにでない。「気をつけてね」と。そして「ありがとう」と。

彼女達と同じ店で過し、同じ屋根の下で暮らした半年間は、楽しかった。
それ以上に、彼女達の明るさ、若さ、ひたむきさに、わたしは救われ学んだ。率直に、また会いたいよ。アテは。(アテとは、フィリピンの言葉でお姉さん)。


ああ、寂しくなるな。わたしは年下の人は苦手だったが、違うかな。部活の時は後輩にいいものを作ろうと厳しすぎた。だけど、それじゃあ可能性をつぶしていたかも。一緒に考える目線は大切で。その子の一番にいいところを伸ばしてあげればいいのかな。異国だもの。初めての。なおさらそう思う。

☆ついとった成田空港での一枚。左はシンガー、右はダンサー。また変則的です。