岩手宮城内陸地震の翌日 | 鬱と犬

鬱と犬

2004年4月に鬱に。
最近、妹から犬をもらい少しづづ回復の兆しが??
四十路女子の鬱と犬についての身辺雑記です。

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昨日はアフターで飲んだな。
今日は何も食べてない。愛犬と寝てた。
まず、昨日は久しぶりに、文章書けなかった。二日酔い以外で珍しい。
だけど、岩手宮城内陸地震に栗駒山で遭遇したわたしに、たくさんの励ましのコメント感謝します。
まず、昨日書いた地震体験ドキュメンタリーのブログは、だいたい午後二時くらいの情報をもとに、個人的な体験を書きました。
山の中にいて、自分の携帯が圏外だったわたしの情報元はラジオと人の声です。山から抜けて、携帯が正常になると、家族や友人から七通の「地震は大丈夫ですか」の便りをもらい、そんなに東京でも揺れたのかと初めて知りました。栗駒山にいたのを知っている親はえらい心配してました。

でも本人は下山できた安堵☆あんど☆いっぱいで、同行の師匠とインド料理のランチ食べました。

家に帰り、テレビの報道見て、びっくり。特に栗駒山の宮城側の駒の湯の土砂崩れの映像。わたしがいたのは栗駒山の秋田側です。時間違えば、宮城の方に向かい登ります。どんどん死に向かう行進だったなと。その時のわたしはただの大好きな山登りですが。

だんだん、じわじわ怖くなりました。前にわたしは自分のブログに、
「人生は無数のもしで満ち溢れている」と書きましたが、まさに自分の言葉が突き刺さる。
だんだん被害の状況を知り、断片的に続く余震の中、よく戻ってこれたなとその実感強い。山に取り残された方や車を捨て自分の足で下山した方の話を聞くと。正直、わたしはニュースが好きなんですが、今回は見れないです。
山に登るという行為の危険は承知してます。今までも遭難しかけて、山小屋の布団小屋で一夜明かしたり、アフリカのキリマンジャロ山ではえらい高山病にかかったり、危ない目にあいました。だから、昨日の下山時には、パニックにならず、冷静に状況見てました。まあ、一緒にいたのが、今まで何度も山に登ってくれた師匠というのもあります。山で何かあれば、登るという行為選択した自己責任です。だけど、今回はな。未曽有☆みぞう☆の事態です。今、すごく落ち着かない。自分の弱さかもしれないけど、怖い。怖がってもいいですよね。何が正常なのかわからない。ちょっとのんびりします。じゃなきゃ、何か破裂しそうで。

被害にあわれた方のご冥福をお祈りします。行方不明の方が無事でありますように。

昨日の夜もリアルな友人達からも便り頂きました。相模湖の親友の旦那のノブリンの言葉が響く。

「悪運強い方ですね。頑張って生きてください」

突き放した言葉がノブリンらしいけど。優しさも感じます。もうここまできたら、運命の紙一重☆かみひとえ☆さをひしひしと感じます。

みなさん本当にありがとう。