もうさ、朝かと思うが、だましだましやってきた風邪で咳☆せき☆こむ。そういや、幼い頃はぜんそくだった。ぜえぜえして、深夜の女子医大に吸入にいった。苦しかったな。この前、ホステスする店で常連の五十代のお客さんが、見えないなと思ったら、ぜんそくで入院中だった。復帰祝をしたが、お客さんはいつものように、焼酎あおり、いつものようにラークマイルドの煙草のんでいた。ママはあきれていたが。たとえ、体にも心にも、悪くても、止めれない嗜好☆しこう☆あるよね。いけない、いけないとわかりつつ、禁断な蜜の味。仕方ないのかな、もう。あとは本人次第みたいに。寝付けなくて、風邪の名残☆なごり☆みたいな体のほてりもとれなくて、本を読む。印象的な言葉。
「幸福とは呼べぬ幸せもあるかもしらない。
叶う恋ばかりが恋ではないように、
みごと花と散ることもかなわず、ただ老いさらばれて枯れてゆくだけの人生にも、意味はあるかもしれない。何か、こうしてまだ残されているなりの意味が」
「星星の舟」村山由佳 文芸春秋
注、星星の二文字目は、本来は繰り返しの意味の漢字。直木賞受賞作
中心は、家族の物語だが、ハードボイルドに感じる程、切なくどうしようもない言葉や気持ちが満ち溢れていた。何だか突き刺さる。本の神様は、躊躇☆ちゅうちょ☆しているわたしに、いつも何かしらのヒントくれる。この引用した言葉をかみ砕くまでは、先だろうが。わたしの心に染み込んだ。
日曜日は、弟が秋葉原の居酒屋で働くので、共通の知り合いと次回は秋葉原に行き、メイド喫茶行こうねと意気投合していたら、携帯のニュースで秋葉原の通り魔事件。もしね、人生なんて、無数のもしで彩るけど、少し前に話していたら、わたしと知り合いは秋葉原にいたのかな。電化製品ひらかしつつ、歩行者天国に。可能性はなきもあらずだ。
せきは少しおさまる。木曜日から東京、一日、延泊して終わりつつある。懐かしい出会いや場所であふれて、夢、幻のような夜よ。明日は現実が待つ。夢からさめた夢、そんな戯曲あったな。
☆一七零字☆
追記、前に記事に書いた地元のシンボルコマ劇場、今年でリニューアル記念に。
