感動で心を満たしたい -33ページ目

感動で心を満たしたい

日常のこと、舞台のこと

【午前十時の映画祭】で「チャップリンの独裁者」を見た。




以前見たことはあったんだけど、ラストシーンのイメージが強すぎて他を覚えてなかった。テーマは重いが、コミカルなシーンが随所にあるので非常に見やすく、疲れない。あっという間の2時間だった。

これが1940年に作られたとは驚きだった。
1940年と言えば第二次世界大戦中である。
私の祖母が子どものころに作られたとは思えない、
今見ても全く古臭くなく、完成度の高い映画だった。

前半は喜劇王らしい楽しいシーンが盛りだくさんだった。

特に笑ったのは
・ハンナが2階窓からフライパンで兵士を殴るんだけど、1回間違えてチャーリーを叩いてしまう。その時のコミカルな音楽に合わせたチャップリンの歩き方(ステップ?)wwwww 巧すぎる。




・ヒンケルが部屋で1人、地球儀の風船と戯れるところ。ゆーっくりとした時間の中で風船と遊ぶ独裁者がおかしかった。最後にはその風船が割れてしまうんだけど、「地球で遊んだ独裁者が地球を滅ぼす」的なメッセージもあったのだろうか。




・ハンガリー舞曲に合わせて行う髭剃り。皮膚を切っちゃうんじゃないかとヒヤヒヤしながらも、そのリズミカルな手さばきに釘付けになった。





いろいろ検索してみてわかったのは

当時、まだアメリカではヒトラーがどれほどのことをしているのかわかっていなかった。でも撮影終盤になって「けっこう酷いことになっているようだ」と知り、ハッピーエンドからあの大演説に変更になったらしい。

さらに、ホロコーストのことは戦後になって知り、知っていたら映画にはできなかったとの発言をしているとか。



そしてやはり何と言っても最後の大演説なしにはこの映画は語れない!
口数少なく、ずーーっとおもしろいことをしてきた床屋が同一人物とは思えないほどガラッとイメージを変えて心に訴える熱弁をふるう。もはやそれはチャップリン自身が語ってるとしか思えなかった。

今までの笑える風刺の数々と違ってダイレクトに訴えるメッセージ。
演説が進むにつれてどんどん熱が入っていくチャップリンに見ているこちらもどんどん緊張していった。

全ての一言が重く訴えかけるが、全部だと長くなってしまうので一部抜粋。

We think too much and feel too little,
  more than machinery we need humanity,
  more than cleverness we need kindness and gentleness,
  without these qualities, life will be violent and all will be lost.

  思想だけがあって感情がなく
  
  人間性が失われた
  知識より思いやりが必要である
  思いやりがないと暴力だけが残る


チャップリンか・・・

また いい映画を観た
今日は下様の舞台 『サイド・ショウ』 を観て来ました。



北千住遠かったーーがーん


行くだけで疲れてもうた。



そもそもなぜ行こうと思ったかというと

・下様(下村さん)が出てる。
・評判がよい
・先日行ったブロードウェイ・ミュージカル・ライブで一番良かった曲がサイド・ショウの歌(「♪Who will love me as I am? (愛して ありのままの私を)」)だったから。



<キャスト>
ヴァイオレット・ヒルトン:貴城けい
デイジー・ヒルトン:樹里咲穂
ボス:大澄賢也
バディ:吉田朋弘
ジェイク:吉原光夫
テリー:下村尊則



とにかく、 の舞台だった。
ほぼ全編 !すごかったー



◆貴城ヴァイオレット・樹里デイジー
なんと言ってもこの2人の完成度の高さが魅力だろう音符
貴城ヴァイオレットは美人で慎重派、樹里デイジーはキュートで元気いっぱい。
双子で仲良しだけど、性格は微妙に違う、でも誰よりも相手を思いやってる。

2人とも歌うんめーーーー上
ヅカ時代は貴重な歌枠だったんだろうな。
息がぴったりのせいか、2人で歌ってても1人の声に聞こえるシンクロ率ええ!!
期待して行った「♪Who will love me as I am?」も素晴らしかった。
衣装替えがたくさんあって大変そうだけど、どれもとってもかわいかった。

差別・偏見に遭いながらも「"普通"って何?自分たちはみんなと同じ。誰だって困ることはあるでしょ。コレは個性」って言ってたのに、最後に「バケモノ」と認め生きて行く強さが悲しかった。


◆吉田バディ
「今」しか見えてないような若い青年だった。それが良くも悪くもいいところなんだけど、ヴァイオレットが好きでプロポーズしたのか、笑顔にしてあげたくて言ったのかわからなかった。でもラストで止めると言ったところを見ると後者なのかなぁ。

元気いっぱいで、無理なく舞台を駆け回ってた。でもラストの逃げ姿勢に「オイブチッ」となった。ここまで来てお前は。


◆吉原ジェイク
ミツオよかったよーー↑
バルジャン見てないけど、容易に想像つくイイ声だった。
キーヨに似てて、バリトン(?)なのかな。とにかく若いくせに低音がズンズン響いてすごくいい声。声量あるし、歌も上手いのでずっと聞いていたい衝動に駆られる。ジョン@ミス・サイゴンやってくれないかなぁ・・・d.heart*

ジェイクとしてもピッタリだった。あまりにキャラが合い過ぎてて初演の岡さん、全然想像できません。ミツオジェイクは口数が少なそうだけど、影からしっかり双子のことを想ってて守ってる感じ。その愛情の深さがじわりじわりと伝わってくるんだなー。。体格がいいからボディーガード的な意味でも説得力あるしぐぅ~。 あのどでかい体に、繊細で不器用な心が見え隠れするところがたまらん。プラス孤独も垣間見える。は~・・・ふられちゃうとこ めっさかわいそうだった。


◆下村テリー
素敵じゃった。相変わらず歌上手いし、ミツオとはまた違った低音がとても魅力的星

テリーは一番一般人に近い考えを持っている気がした。好きだという気持ちはあるんだけど、彼女たちが結合双生児だから告白できない。デイジーと一緒になりたくてもヴァイオレットもついてくる。1人で来て欲しい、みたいな歌が切なかった。

「愛」ってなんだろうねー あと、「普通」って。。。



音符♪ナンバー音符♪
「♪Who will love me as I am?
♪ Tunnel of Love 愛のトンネル」
♪ I Will Never Leave You どんなときも離れはしない」


が好きだった。それぞれの気持ちがすーっと沁みてきた。

あと、ヴァイオレットに振られたジェイクが赤いライトの中で歌う歌が良かったんだけど、この曲名は何て言うんだろう?

今日買い物の帰りにジェラート屋さんに行ったら

レジで

「いつもありがとうございますびっくりマーク


って大声で言われた。。。 オニ恥ずかしい・・・かーテレっ

私のプライベートを周囲に漏らすのはやめてくれ!←おおげさ






買い物ってのはね、本を買いに行ったの。

流転の王妃の昭和史 (新朝文庫)/愛新覚羅 浩
¥500
Amazon.co.jp

これ数年前に友達に借りて読んだんだけど、超泣いたさ!

作者の愛新覚羅浩さんは満州のラストエンペラー愛新覚羅溥儀の弟愛新覚羅溥傑の奥さん。いい家に生まれ、何不自由なく暮らしているように見えても波乱の人生なの。日本政府の思惑に巻き込まれ、政略結婚させられてしまうとこから物語は始まる。

途中、戦争に巻き込まれ一家がバラバラになってしまったり、やっと幸せになったと思ったら娘に不幸が訪れたり、とにかくフィクションじゃないかと思うくらい次から次へと試練の連続。自分のヘタレぶりをありありと思い知らせてくれる一冊です。



そして!



そして!!



何よりも!!!(ここ重要)



本書に出てくる旦那の溥傑



もうっ、もうっ



素敵過ぎだーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!



あーーやっと言えた。


私のイケメンランキングのベスト3には入るイイ男


こんなダサイ言葉で形容しては申し訳ないくらい素晴らしい男性なのだ。










肝心のこの本が絶版ーーーーーーーーーーーううっ...




3店舗も渡り歩いたのに。。どこにもないよう




 読みたいのに!!!




古本は極力やだ!!!!



だって・・・私の溥傑様・・・



「中古です」



とかありえない!



ないとなると余計ほしくなる~むっ






しかたない。食欲を満たそう。(←?)


帰りに絶賛営業中の催事場でお弁当を買う。


北海道の弁当だぞーアゲ



まいうじゅる・・