昨日、障がい者枠の地方公務員
試験に合格した甥からラインが
あり、勤務が車で30分くらい
の総合庁舎に配属になった
と喜びの内容だった!
秋田市までは車で通えないだろうから
不自由な身体で一人暮らしは大変だなあ
と思っていたので、近くて本当に
良かった!
自宅から通えるのが何より。
私の兄夫婦も喜んでいるに違いない。
甥は大学3年の秋に、同乗していた
友だちの車が、一時停止違反をして
車がコンクリート塀に激突する
交通事故の巻き添えに
遭ってしまった!
後部座席にいた甥は重体。隣に
乗っていた同級生は即死だった。
意識不明から、何とか一命は取り
止めたが、長い療養生活が始まった。
1年位してから、急に携帯を左手に取り、
蘇ってきた記憶をたどりながら、
文章を打ち始めた時の兄夫婦の喜びと
言ったらなかっただろう。
長女は横浜で家庭を持つキャリア
ウーマンだから、うちを継ぐのは
甥なわけで、兄夫婦の心労とショックは
大変な物だったと思う。
頭にダメージがないことがわかって
からは、必死なリハビリで車椅子に
乗る事も可能になり、再び薬剤師を
目指すべく、予備校のある御茶ノ水
の近くの湯島にマンションを借りて
難関の試験合格目指して、東京での
生活が始まった。
兄嫁は秋田と東京を行ったり来たり
しながら、苦しい予備校生生活を
支え続けた。
私も会いに行ったり、ラインをしたり
して、励まし続けた。
年一回の国家試験に7回挑戦するも
ハンディがあるため、あと少しの
ところで合格点には届かなかった。
昨年の挑戦を最後に秋田に帰り、
何かできる仕事を模索していた
所、障がい者枠の地方公務員試験
がある事がわかり、挑戦!
10月に無事に合格する事ができた!
すでに34歳になっている。
本当に長年の苦労が報われた!
車椅子から、杖歩行も短距離なら
出来る様になり、車の運転も
出来る様になった。
本当に良く頑張りました!
あなたは見事に宿命を使命に
運命を転換しましたね!
あきらめない強さも見せてくれて
おばさんも嬉しいよ!
まだまだ人生はこれから!
仕事が軌道に乗ったら、
結婚だって夢じゃない!