下島万乃 無伴奏チェロリサイタル 「Mano a Mano」 | ホットロックのブログ

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2024.8.24(火)  18:30~20:40

 

HITOMI  ホール

 

 

* 無伴奏チェロ組曲 第3番 BMV 1009 ハ長調:バッハ

 

この組曲は第6曲まであって、それぞれ曲調が違っていてその解説が載っているが

 

1.プレリュード  2.アルマンド  3.クーラン  4.サラバンド   5.ブーレ  6.ジーグ

 

どうにもこうにもその成程ねという違いが分からなかった

 

それは、ただ単純に聴き手の私に感性がないから(笑)

 

もしかしたら、もう一度聴き直したら分かるかもしれないと思うが

 

いやいや、そう簡単でもなさそうです

 

まだまだクラシックの曲を聴く修行が足りないな(笑)

 

 

* ”BUNRAKU”独奏チェロのための:黛敏郎

 

この曲を下島さんのチェロで聴くのは二回目

 

おそらくなんですが、楽譜通りに弾いたとしても演奏者の個性がはっきりと

 

出るように思える

 

元々、弾き方に自由さがあって自分の技を発揮する為の曲だと思う

 

三味線らしさを強く感じる演奏

 

豪快さとか緻密さがある邦楽そのものです

 

 

* ”浮雲” 独奏チェロのための:冷水乃栄流

 

作曲者の冷水さんが言うには第1楽章は温かさ、和かさを  第2楽章はキレと強さを

 

下島さんのイメージはそんな感じらしい

 

私的には第2に下島さんらしさが強く出ていると感じた

 

 

* ”黄色いピラミッドと空間建築 冷-暖” 独奏チェロのための:久保哲朗

 

作曲者の久保さんの話で下島さんのイメージとして

 

パワフル、疾走感、多彩 と言っていた

 

なので、部分的にそれを何処で感じるかを意識して聴いた

 

現代音楽とはこういうものです  

 

聴き手はそこから自由に思いを巡らせて下さい   でしょうね

 

 

* 無伴奏チェロソナタ 作品8:コダーイ

 

下島さんの超絶技巧が発揮される

 

難しい技を力感溢れる演奏スタイルで弾く場面と割と淡白に弾いている場面

 

それが融合されていると感じる

 

弓と手の動きに聴き手は気持ち良く翻弄される

 

 

* アンコール 「即興演奏」

 

その場の感性で自由に音を創りだす