袴田美帆・渡辺志穂 デュオコンサート | ホットロックのブログ

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2024.3.16(土)   15:00~16:50

 

春日井市   ファンタジー・アンプロンプチュ

 

 

袴田美帆:サックス

渡辺志穂:サックス

河原翌真:ピアノ

 

 

愛の挨拶

スカラムーシュ

ラプソディー

「ポーギーとベス」組曲

演奏会用小品第2番

ナウシカレクイエム・ヴァリエーション

ふたたび

BBBest!

 

ユー・レイズ・ミー・アップ

 

 

前半の最後の「ポーギーとベス」はサックスとピアノのトリオで聴くミュージカルとして

 

醍醐味がありましたね    重厚な音が連なっているので

 

オーケストラを聴いているかのような音量の豊かさを感じて圧倒された

 

二種類の楽器の重なりがこんなにも凄い事になるんですね

 

 

その演奏姿には「華麗さ」や「艶」がある

 

そして何よりも、演奏者自身が楽しんでいるのも聴き手にはよく分かる

 

音を創ってアンサンブルを皆さんに愉しんで貰いましょう  という「おもてなし」

 

 

「ナウシカレクイエム」は曲名を知らずに聴いたら

 

優しい人が作った和かいクラシックの曲だと思うだろうな

 

「風の谷のナウシカ」ってこういう曲だったんですね  というくらいにあまり馴染みがないので

 

 

後半の最後の「BBBest!」はクラシックを一度でも聴いた事のある人には

 

絶妙な構成になっている

 

バッハ、ベートーヴェン、ブラームスが作った曲のダイジェスト版みたいなもの

 

そこには「運命」や「G線上のアリア」とか出て来る

 

あとブラームスの曲名は分からなかったのが残念ですが

 

クラシックの基本を学ばせてもらっている様な面白い曲です

 

この豪快な音創りは演奏者としては大変な作業でしょうが

 

聴き手力いっぱい、腹いっぱいにクラシックを楽しめているので爽快です

 

 

アンコールの「ユー・レイズ・ミー・アップ」がそれまでの強さのある音から

 

この会場内の熱気を冷ますようになだらかに、じっくりと演奏されて心地良かった