2023.10.22(日) 16:00~18:40
昭和文化小劇場
進行役の「りゅう」が言った言葉
「名前を付けるというのは、命を与える という意味がある」
子供の名前を付ける事を「命名」と言うが、確かに命の名前という意味
親はいろんな思いを込めて名前を付ける
その行為が命を与え、これからその名前のように生きて欲しいと願う親の気持ち
正吉も一揆の勢力に加担した事を罪に問われるが
家康から
「正吉という名前を捨て、これから吉信として生きよ」
という裁きが下る
吉信という命を家康から与えられた訳です
「りゅう」が身代わりとなって死んだ事で「正吉」と「五月」は名前を捨てて
新しい人生を送る事になる
その時に「りゅう」は、はっきりと二人の名前を付けたりはしなかったが
正吉には「そうせき」 と小さな声で呟いた
二人の子孫として「夏目漱石」と命名される人が現れる事を「りゅう」は予言したようです