2019.4.24(水) 19:30~22:00
Mr.Kenny's
浅利史花(ギター)
横原由梨子(サックス)
荒川悟志(ベース)
杉山 寛(ドラム)
後、一週間で平成から令和に元号が変わる それにちなんで
令和が引用された「万葉集」の中にあった ~ 風、やわらぎ ~ という言葉
それにぴったりと合うタイトルの曲「ソフト・ウインズ」を演奏しましょう 浅利さんが優しく弾き始める
浅利さんのオリジナル「さわさわ」 今のこの季節は晩春と初夏の間のようです
ぼんやりとした空気感と温かさ以上の暑さをときおりフッと感じるこの頃ですね
そんな外の景色を思い出しながら、じっくりと何かを感じるつもりになって聴く
そうすると、ずっと和かい音楽が続く この温かさはいつも同じです それを求めて来る
もうすぐ始まる「令和」がこういう時代になって欲しいという浅利さんの願いがこもっている音楽
なんという曲名だったかな? 確か、ブルースっぽい曲だと言ってましたが
浅利さんが言う 「由梨子さんのイメージに合っている曲、ハンク・モブレイの~」
間違いなく、横原さんの雰囲気というか、人柄、演奏スタイルを表すものに聴こえてきます
この人はこういう人です 言葉で説明する代わりに曲で表現する
自分自身を表現する音楽がある それを紹介してくれる仲間が居る とても良いですね
傍にいない人を語る時、「今からその人の事を表している音楽を演奏します お聴き下さい」
先入観とか予備知識もなしに音楽を頼りにその人を想像するって面白いね
ある曲ではギター、ベース、ドラムが速いテンポで暫く続く そこにサックスが満を持していたか
のように登場する 十分に準備された舞台に横滑りのような入り方でしたね 良い感じです
次の曲が最後になります そうすると横原さんは腕まくりをした その仕草を見た時に
こちら側、聴き手も姿勢を正してみたくなった 締めの曲なので気合を入れ直したようです