M-JOINT | ホットロックのブログ

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2019.3.27(水)  19:30~22:15

 

伏見   ライオンシアター

 

 

山﨑貴大(サックス、フルート)

横井幹人(ギター)

Miguel Arroyo(ギター)

橋本現輝(ドラム)

梶祥太郎(ベース)

 

 

「ギター二本、ベース、ドラム  これにボーカルが居ればロックのバンドだな!」

 

山﨑さんのその言葉から、サックスとフルートの音がボーカルのように聴こえてくる

 

動のサックスと静のフルート、それに電子サックスも出て来る     三人のボーカリストが

 

どんな音色、声色を出してくれるのか

 

サックスの豪快さに比べるとフルートはいたって優しい     

 

演奏スタイルの違いを見て楽しめるし、音そのものの違いを聴いて楽しめる

 

楽器によってこんなにも違うものなのかとその変化が面白い

 

 

どの曲だったか、コンテンポラリーダンスが似合いそうな出だしから曲調が変わって

 

ファンクそのもののうねりのような音が拡がってきた     その対比が面白い

 

これまでに出会って聴いたファンクとは違いますね

 

基本、どのような音が出てこようと楽しい事に変わりはない    いくらバラードの曲であっても

 

最初から最後までなだらかな音楽はない    必ず、大きな山が現れる

 

 

音には情景を浮かび上がらせてくれるものと今日のファンクのように創造力や想像力を消して

 

しまうものがある     まず、ファンクの音に浸るだけ     何も考えない

 

形を見ようとしないんですね      単純に、音に打ちのめされようとしている

 

 

ギター二本、ベース、ドラム    四人の個性がそのソロの音で分かれば良いなと思いながら聴く

 

全体像は掴めないけど、その人柄の一端がこんな感じかなと予想は出来る

 

横井さん、Miguelさん、梶さんは動的ではないが、内に秘めた熱さを感じるし、

 

橋本さんはその名前の通りにすこぶる「元気」ですね     激しさがずっと続くんです

 

 

アンコールのバラードを聴いて、此処迄演奏されてきたファンクの山や谷を均すような曲と感じた

 

お客さんを徐冷する    たくさんの熱い演奏を浴びたからなあ・・・