今私の作品は動物物が多いです。
そのきっかけは2002年3月、迷子の柴犬(♀)を次男と保護したことです。
そのとき、近所の人に「迷子の犬は保健所(動物保護センター)に預けると探してもらえる」と聞き、私はその人にゆだねてしまいました。
あとで、「1週間以内に飼い主および里親が見つからないと殺処分される」ということを知り、あわてて連れもどしにセンターに行きました!ほんとうに無知でした!!
でも、そのとき、センターの職員さんに
「柴犬は妊娠しています。おそらく、飼い主は、それが嫌で捨てたのでしょう。でも、あなたは妊娠中の犬の面倒をみたことがありますか?」と言われました。
「いいえ、ないです。それどころか、犬の世話をしたこともありません・・・・」
「では、無理です。気が立ってますから。妊娠中は絶対に殺処分しません。そのあいだに引き取ってもらうようにしますから」
「・・・」
でも、自分がかかわった犬だから、やはり自分が面倒みたい。それに本当に誰かに引き取られるか心配。
妊娠中の犬の飼い方をネットで調べ、獣医さんに聞き、猫との隔離用のゲージも用意しました。
保健所(センター)の犬猫を譲渡する場合は、引き取り手が講習を受けることが必要なので、センターに講習を受けに行きました。
そこで再び「引き取りたい」と言ったのですが、よほど私に信用がなかったのか、職員さんはいい返事をしません・・
で、結果として「子犬は無事に三匹生まれ、母犬とともにある動物愛護団体に引き取られました」という連絡をもらい・・そのまま、柴犬とは会えず終い。
でもでも、私は柴犬と子犬が本当に無事かどうか、気になってしょうがない。センターの人は「ある団体」としか言ってくれない。
それから一年、いろいろな愛護団体のページをみて・・・・やっと見つけました。それがこの写真です。
芝生の庭で、くつろいでいるのは、確かに次男と私が拾った柴犬さん!!
キツネ顔の特徴でわかりました。そこの愛護団体に連絡すると、引き取ったときの状態が一致。
まさしく一年ぶりに再会したのです!
子犬もべつべつのおうちに引き取られ、幸せに暮らしているそうです。
神奈川愛護団体PAKとのお付き合いはそこから始まりました。
そして、幸せになった柴犬のかわりに、今引き取り手を探している病弱皮膚病わんこを紹介されました。
それがマロンです。
もらわれたばかりのマロン・・すさんでます。
今は幸せにこにこおでぶ犬
この顛末をマンガに描こう!人間の勝手で捨てられた犬猫たちを無くすマンガを・・そう決心しました。
その前後に、今度は悲しいにゃんこのはなしが!!
・・・つづきはあした
ぽちおねがいします