2015年生まれ(小1)で中度知的障害(IQ39→2021.9診断)を伴う自閉スペクトラム症の娘・ひまり(仮名)の日常、知的障害児の学習、あとは母の愚痴など色々書いています。
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こんにちは
いつも通り娘を小学校に連れて行きましたが、
娘がクラスの男の子の机の上にあったオモチャを触ろうとしたら、
女の子「ひまりちゃん!触りたい時は何ていうの?」
娘「…ちょうだい」
女の子「貸してください、でしょう?」
娘「貸してください」
男の子「いいよ」
みたいなやりとりを子供たちだけでしていることに驚きました
子供は先生ですね
さて、ここ最近娘の成長の振り返り記事を書いていたのですが、
療育園時代も娘はゆっくりと成長してくれていたのですが、劇的な成長は見られませんでした。
療育園で得たものは親である私自身が障害を持ったかたに対する偏見がなくなったこと、子供に関して言えば自己肯定感が育まれたことだと思います。
娘にとってどうするのが一番良かったかな〜って考えることが最近多いです。
担任の先生に
「療育園ではピアニカ使われていたんですか?」
と聞かれて
「年少のときだけ幼稚園だったのでその時に使っていました」
と答えました。幼稚園の名前を聞かれたので答えたら
「結構厳しめの幼稚園ですよね!」
と言われた。
そうなんです。朝から英語の挨拶が始まり、半分の生徒は私立小学校を受験するような幼稚園…。
「厳しめの環境でできる子たちを見ていたら引っ張られて育つかなあ、と思いましたが間違った選択でしたね」
先生はいえいえ、みたいに言ってくださっていたけど幼稚園は本当にもっと伸び伸び育ててくれるところを選ぶべきだった。
「療育園では優しく育てていただきすごい感謝しているし、娘も楽しく通っていたと思います。でも、自分で頑張る力があまり育まれなかったように感じる部分もあり…」
先生「小学校ではみんながひまりちゃんに積極的に関わっていく感じですからね」
小学校に通わせたから成長したか、栄養療法のおかげか、澤口式育脳法の成果か、療育園で力が蓄えられたのか、ただの成長か…
何が効果的だったかなんてわからないけど娘は小学校に就学してから絵を描くようになり、工作をするようになり、言葉が増えて、初めて運動会で50mを走り切りました、音楽に合わせて踊ってくれました(家では元から走るし踊るタイプですが本番になると実力が発揮できないのが娘の常でした。)
療育園年長の運動会と名前を呼ばれてハイポーズって言われている時の動画です。
耳を押さえて歩いているのが娘。音があるので注意です
これが小学校の運動会です。
距離にして10mほどの距離も走れなかった娘が、大人数が見ている前で50mを走った…。
未だに感動してしまいます…。
療育園じゃなくて伸び伸び過ごせる幼稚園に転園したあと地域の学校の支援学級でも良かったのかなと思う時もありますが
娘にとってはきっと今の進路が一番だったのだと思っています。
長い目で見たらまた見方が変わるかもしれないですけどね
とにかく娘が晴れ舞台で初めて実力以上のものを発揮したという意味で先日の運動会は我が家にとってとても大事な日になりました。
幼児期の様子から自閉症っぽくないって書いてしまったのですが最近は自分が思った通りの行動が取れないと軽く癇癪を起こしたりはします、切り替えは早い方です。たまにジャンプしたり、くるくる回ったり、マイワールドに入っていると目が合わないので「おー!自閉症だあ」とか感じますね笑
これから夫と結婚記念日のディナーに行ってきます娘は母が見てくれることになりました