統合失調症による性格の変化 | 統合失調症との共同生活

私はかつてと比べると常にテンションが低くなり、笑えなくなり、興味関心意欲に乏しくなり、チャレンジ精神がなくなり、何も楽しくなくなった。

陰性症状か鬱のせいだと思っている。

こないだ会ったかつての友人からも、変わったなと言われた。

昔の自分はいつもハイテンションで笑ってばかりいたからだろう。

 

私は昔の自分に戻れることを夢見て生きているが、医者は今の状態が永続的に続くなどと無責任で適当なことを言ってきた。

それが事実ならば、もはや生きている意味も価値もない。

だから精神科医は嫌いなのだ。所詮他人事程度にしか診察していない。

 

精神科医は日常生活が送れるだけのレベルで引き留めようとしているが、私はかつてのように仲間たちと楽しく遊んでいた頃に戻りたいのだ。

それが不可能だと言うならば、なんのために生きるのか。

 

友人たちはあれからも私に連絡をとってくれるが、少しでもかつてのように元気に振る舞わないといけないと思ってしまいひどく疲れる。

連絡に応えられない日もある。

 

自分ひとりだけが退化して、まわりのみんなは大人になっていて寂しくなった。

友人からはまだまだこれからよ!と励ましてもらった。

私もそう思いたいが、精神科医は現状維持で済まそうとしている。

そこに憤りを感じている。

 

つい友人に生きることに疲れた。と漏らしたときは苦笑いが返ってきた。

申し訳ないことを言ってしまったと反省している。

 

今の精神病薬を飲んでいる限り現状維持になるならばいっそやめたいくらいだが、みんな飲ませようとしてくる。

私は当時の自分とのギャップに苦しんでいる。

今のこんな状態は本当の、本来の自分ではないと思っている。それなのに医者は今の状態が私という人間であり、ベストだなどと馬鹿気たことを言っていた。

 

統合失調症は心の癌とまで言われる重い病気であることは理解しているが、それでも復活してかつてのように笑いたい。

本気で薬が効くなどと謳っているいるならば効く薬に変薬してくれよと言いたい。

 

医者も結局は健常者である。薬を自分で飲んでその副作用を経験したこともない。そんな人間の言うことをどう聞けばいいというのだろうか。