短大の時、付き合っていた人に別れを告げられ、
一人暮らしをしていたその家で、一人泣き寝。
次の日、スポーツ大会だった。
けだるい体を持ち上げて、短大へ向かう。
色々な競技にでた。
そのうち、友だちが
「目が腫れてない?」
と気付く。
「彼氏と別れたんだ」
とはなすと、
「何で言ってくれんかったん~~!?押しかけて家に行ったんに!」
みんなが心配して、みんなが声をかけてくれて
その温かさに、失恋とは違う涙がでた。
頼ってよかったんだね。
強がりなあたしは
いつも意地を張って自分で解決しようとする。
甘えた方がどんなにか楽なのにね。
あたしが涙を流すのは
こんな人の優しさにふれた時が多い。
このあとから、短大のときの友だちと
もっとずっと
仲良くなれたと思うよ。
いまさらながら、ありがとう。