父として考える (生活人新書)/東 浩紀
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私、若い頃

村上春樹が子供をもたないかなぁ~って

夢見たことがある。

村上春樹みたいな、偏屈なおじさんが

親になって、オムツの性能に気づいたり、

子育ての理不尽さに開眼したりして、ニヒリスティックなあの世界感を

子の育みというカテゴリーに向けさせたかった。


でも、

宮台真司と東浩紀が女の子の親になったから、いいや。



この二人は

世界中どこででも、好きなところで娘を育てられるっていうのに

よりにもよって滅びゆくこの日本で

子育てしている。


この二人なら、

スーパー、ハイパー、エリートに育成できるっていうのに

日本政府が行っている、おそまつな公共教育を

憂いている。


とどのつまり、それはいったいなぜなのかと問えば

二人の娘たちは

まぎれもなくこの社会の中で、他者と共に共生するのであり

他者なくして、わが子の幸福は約束されないから。

生きてゆくこの愛すべきコミュニティなくして

真の喜びは得られないから。


子供の幸福を

経済や学歴の価値観が支えていたのは、

思えばほんの一瞬のことだった。


宮台真司と東浩紀は、

子供が育っていく地域社会や、そこに生まれる雑多な人間関係こそ

本来、子供に授けるべき恩恵だと言う。


しかしながら

地縁を核にしたコミュニティを、とうに失った

今の子育て世代は

どこにも行き場がなく、せいぜい子の習い事やママサークルで知り合った

屁のような価値観でつながったグループでしか承認を得られない。

そこは、同調圧力と排除の恐怖が常に拮抗している

息苦しい世界。



そういう日本的空気から抜け出て

同質の集団で子供が居場所を確保するより、

「人生に不可欠な辛酸」の経験を

子供に積ませようと思った次第。




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つい数週間前、

中東で、米海兵隊がアラブ人の死体に放尿している動画があった。

まことに楽しげに、

海兵隊の男たちは無邪気な笑いとともに、オシッコをかけていた。

そんな映像が茶の間にいきなり介入すると

おぞましさと残酷さに、クラクラするが

この、映画を観れば

殺し殺される戦場の、無慈悲なサバイバルに

是も非もなく、うなだれるしかない。

そうして、やっぱり

25年ほど前にこの傑作映画を作った、

巨匠スタンリー・キューブリックのあざやかな手並みに

感服するほかはない。


80年代はベトナム反戦映画が、これでもかってくらい

製作されたけど、

オリバー・ストーン的反戦映画も一応見て、

アメリカ流の正義にちょいと暑苦しさを感じたら

キューブリックで修正したほうがいい。


他国で正義のために、民主主義のために

本当に殺し合いをさせるには、

ある意味、なーんにも考えずに、上官の指示のまま

引き金を引けたほうがいいに決まってる。

ベトナムで自分が今、何をやってるか?などと素に戻ったりしないように

兵士たちは下劣な下ネタで軽口たたいて、

戦地にいる非日常を笑いとばす。

敵の死体をもてあそんで、ちょっとしたジョークで息抜き。

正義もへったくれもあったもんじゃない!


しかし、

仲間を次々と殺戮していく、凄腕スナイパーが

たった一人で襲撃していた少女だと知ったとき

兵士たちは、逃れられない現実に呆然とする。

このシーンの対比が、まことに天才的!

見たところ中学生くらいの、子供のスナイパーは

死にひんしても命乞いなどせず

「殺せ」と言うばかり。


体育会系みたいなノリで、ガンガン銃をぶっ放す米海兵隊の

あきれるほどにマヌケな有様を

映像にさらけ出したキューブリック。


今、海兵隊は、中東でイスラミックの死体にオシッコぶっかけなう。


今年度ラストの読み聞かせなので


私の中のタブーを破って、娘のクラスに入ることにした。


タブーとはおおげさだが・・・・。


自分のお母さんが読み聞かせをしにやってくるのって、


子供にとっては、


やっぱりスペシャルなことらしい。


だからうれしくて、オーバーリアクションしちゃう。


でも、それやられると


ママは困るんだよね・・・。


非常に読みずらいの。


だから、前日にわざわざ

「ママが読み聞かせにいっても、フツーにしてね、お願い」

なんて、姑息にも言い聞かせちゃったり。


矢印でも、すばらしい絵本の魅力で・・・・

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娘は(もちろん他の子たちも)本の物語そのものに入り込み、

集中しておりこうさんに聞けていましたにこっ




↓↓☆「たまごにいちゃん」も「たまごねえちゃん」も

シンプルな直球メッセージが子供に届きますねぇ~!
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子供たちが一心に絵本を見つめるまなざしは

本当に美しくてキラキラ

読み聞かせをしている私は

圧倒されるほどです!