アイルトン・セナ~音速の彼方へ [DVD]/アイルトン・セナ,アラン・プロスト,ジャン=マリー・バレストル
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WOWOWでやってたから

まったく興味がなかったけど、観た。

チームメイトのアラン・プロストと

徐々に反目していく過程。

勝ち抜いて人気絶頂になっていく栄光。

協会理事のフランス人びいきに憤るセナ。


ああ、そうだったの!

ブラジルのニューカマーは

こんな風にF1を駆け抜けていったのね。

存じませんでした・・・。


モータリゼーションとは、

欧州の伝統だから、

ホンダもセナも、辺境からやってきた新参者ってわけ。


スポーツの世界は

ことあるごとに、日本人に不利なレギュレーションに変化する。

セナにとっても

いろいろな意味でフェアなレースではなかったようだ。


そんな状況でも

勝ち抜いて、時代の寵児になっていくセナ。

ルックスと、育ちの良いお坊ちゃまの雰囲気が

人をひきつけてやまない。




セナをイビりまくる、ナベツネのごときフランス人理事が

いい味だして、のたまわります。

「私がレギュレーションそのものだ!」

腹を立てて席を離れるセナ。

も~、カワイイったらありゃしない!


「僕のお父さんは東電の社員です」/森達也 著+毎日小学生新聞 編
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私・・・・フクシマ以前から

アンチ東京電力。


深夜電力を利用したエコキュート&屋根に乗っける太陽光パネルが

出始めた頃、

夜間に安くなる電気料金システムに

直感的不信を持ち、東電の人に文句も言った。

「これって昼間の電気料金をバカ正直に払ってる人が
 (夜間の安くなる分を)余計に支払っているんじゃね?」って。

東電のおじさんは

「いやっ!決してそうじゃないんです!
 電気料金は高くありません!」

と、ほざいてたっけ。


おじさんが正当性を主張しようと、しまいと

言い値で電力を買うしか選択肢がないんだもの

末端の現場イジメはやめとこうと思ったんだよね。


今はわかる。

原発は構造上、運転を止めることができない。

使用量が減る夜間は、どうしたって余剰電力がでる。

それを上手く利用して、深夜に電気で湯を沸かそうってことだったのよね。

原発はこのせまい日本に54基!もあるんだから。


だから、ゆうだい君(東電社員の息子)ごめん。

私は、こんなことになる前から

NTTと農協同様、東電は敵でした。

競争のない、半官半民のような組織には不信感があります。




とはいえ・・・・

組織の中の、一個人の、

そのまた家族、しかも子供が!

孤独に東電バッシングに立ち向かっていることの意義。

これを、よくぞ書籍にしてくれました!




ゆうだい君は、彼なりにこの事態の責任を問うてみて

贅沢に電力を欲望した社会そのものに

罪はないのかと考える。

東電のみが謝罪して、それで足りるのかと!


私は、ゆうだい君の主張、憤りは実にもっともだと感じる。

利権に群がった組織は、あまねく懺悔の義務があると思うし

政府に使い勝手の良い学者が、いまだに権威を剥奪されない

アカデミズムは異常であると思う。



スティグマ性をもつ組織に父が属している、というだけで

彼がたどりついた、

社会のエスカレートした欲望ゆえの原罪。


子供にもわかること!なのに・・・。


東電は罪深い。

しかし、

東電が矢面でたたかれていると、まことに都合が良い人々が多すぎる。

それは、

原発を遠くにおしやって、知らぬ顔で電力をむさぼってきた

一見イノセントな、私もである。





中学生の武道必修って、

阿部晋三が首相やってたころ言い出した話かな。

子供に愛国心を!とかなんとか。


若い者がヒッキーになってニートになって

自室でこもっているのに、我慢ならないオヤジ層が

ヘタレなガキを戸塚ヨットスクールに放りこみたい願望を

国の政策として

剣道や相撲や(相撲!?)や柔道の訓練で、実現させようというもの。




武道を授業に入れてしまえば、

礼儀や尊重、日本の伝統を叩き込めると?


安部晋三的思想と、柔道のプレザンスを示したい協会の

政治的思惑が一致?


柔道での死亡事故は、他のどんなスポーツより多く

柔道経験のない体育教師の下での授業は

問題山積。


だけど、

一度決めたら4月からの実施は、誰にも止められない。

原発やダム建設に非常に似てる・・・。


柔道で114人死亡のインパクトも

官僚たちを動かせはしない。


私の息子も、今年度中学生になる。

親ができることは、

「体育で死にませんように」

の、祈りだけかな・・・。