今年もきょうだいの日がやって来る。。


なので、私のきょうだいのことを書こう。

私の家族は、

優しいけど、ちと口うるさい心配性の父

ある日突然どこか消え、戻って来ると

気に入らないと子どもに当たり散らす母

長男が アルコール依存症

長女が 知的障がい

次女が 健常て年子。


の6人家族。


私はヤングケアラー支援しているから私が1番大変な元ヤングケアラーと思われるけど


実は次女の姉が1番ヤングケアラーの期間が長い。

私は姉からそのバトンを引き継いだだけだ。


私は次女の姉がずっと羨ましかった。

可愛いし

友達多いし、

頭もいいし

いつも彼氏さんがいて

私にはキラキラ✨して見えていた。


でも、

今思うと

それは、機能していない家族の中で

甘えることも難しい両親の元で

姉が必死に頑張って得た物なのだと思う。


姉がそれを無意識的にやって得た物であっったとしてもだ。


なぜなら

姉から愚痴を聞いたことがほぼないから

いつも家庭の中では、

優しくて、時には厳しいこともあったけど

姉が弱さを見せてくれたことがないから。


母との確執で傷ついてポロポロの時も

助けてくれたのはいつも姉だった。

一歳違いの姉が、妹を受け止めることがどれほど大変だったかと思う。


結婚して、数年後に私は心のバランスを崩して正規で働けなくなった。

それべも、非常勤で福祉の世界にかろうじて留まっていた。


そんな状態の中で

姉の旦那さんから

いい年何だからそろそろ正規で働かないとって優しく言われて、私もそうだねって何げなく答えた。


その夜

姐から連絡が来て、

旦那が何も知らないで酷い言葉行ってごめんね。怒っておいた。

無理しなくても

焦らなくてもいいからねと


どこまで行っても

姉は姉でなく母でいてくれた。

その姉に安心させたいと思ったのが

正規での仕事に戻った原動力だ


私は実家の側で父と障がいを持つ姉のサポートをしながら一人暮らしだ。


嫁いだ姉とは年に数回ライブに行く。

父の楽しみは、ラインで姉とのやり取り

仕事が忙しくて夜遅くまで働いているのに

父が何気なく姉にラインすると必ず返してくれる。

障がいのある姉や兄のことも気にかけてくれている。


家族同士が側で直接関わることが良い家族関係なのだろうか?

私は違うと思う。

家族全員がお互いのことをリスペクトしあい必要な距離感の中で

お互いの人生を歩みながら、

必要な時に自分の出来ることをすればいい。


当事者にとっても

誰かの犠牲や忍耐の上の支援は重荷になるのではないだろうか?

側にいなくても

常に手を握っていなくても

優しさと愛情は十分当事者に伝わる。


長女の姉がグループホームに

私はシフト勤務の施設職員。

月に会えるのは数回。

でも、その数回で姉に会う時に

ご飯何作ろう?

次の休みは桜🌸が満開。

父と3人で花見しよう。

そんなことを考えることが楽しい。


皆さんの家族の距離感とうてすか?