少しモヤモヤした話。

私のように感じているきょうだいは少なくないと思う。


私は父とは仲は悪くない。

むしろとても仲良くしているし

甘えさせてももらってるし

愛されてる実感もある。


ても

それは、当事者の兄や姉が側にいない時だけ。

少しでも子どもでいられる時間があるなら

私はまだマシなのかな?


先日

久しぶりに1人で泣いてしまった。

父から仕事中に電話。

シフト勤務だけど、シフト表を渡しているから電話がかかってきたのでよっぽどのこと


要件は 

『姉が頭痛かするというがどうするか?』

私は医者ではないが?

と思いながらも、父の話を聞き、実家で様子を見ることにしたとのこと。

この日は仕事が早い日だったので食欲もないとのことで帰りにご飯作りに行くと答えて電話を切った。


頭痛するなら飲み込みやすいもの?

噛まなくても食べられる料理かな?

仕事中も頭の中でメニューを考えて仕事終わりに買い物して実家へ。

座る暇もなく調理にはいりながら

父からは姉の様子の報告。


父の話が終わりに、少し自分の話をしていると父から言われた言葉に絶句した。

『お父さんと〇〇が話していると、〇〇(姉)が話にに入れないかわいそう。優しく接してあげて』

ん?

仕事終わりに買い物行って

姉の食べられるご飯を休む暇もなく作って

これって優しくないの?

私もパパの子どもだし

少し雑談するのもだめ?

私はあなたにとって何?

子ども?パートナー?どっち


頭の中が一瞬でぐちゃぐちゃになってしまった。

父は体調悪い姉を気遣ってほしかったのかもしれない。

悪気なんてなかったのかもしれない。

ても

この言葉を言われたのは初めてではなかった。

この言葉聞くと

心が冷たくなるの。

愛されてることも

大切にされていることも知ってるけど

悲しく、寂しくなるの。

自分の存在がわからなくなるの。

姉のことが嫌いではないよ。

姉のことも大切だよ。

でもね。

私もあなたの子どもなの。

パートナーではないの。

家族だから

大変なことは助けるよ。

福祉職だもん。

不安なことがあれば相談に乗るよ。


でもね。

でも

私もあなたの子どもなの。

いい年して何言ってるのって思う?

でもね。

年を重ねても

私はあなたの子どもなの。


親の何気ない一言が

きょうだいにとってはナイフのように心を突き刺していく。


また、

当事者の周囲の人間の何気ない言葉がきょうだいの心にナイフを突き刺していく。


きょうだいはね。

特別強いわけでも

特別優しい心を持っているわけでもない。


心を守る為に

周囲が望む強く。優しいという盾を持っているだけ。

その盾を持ってないと

心を何度も何度も刺されてしまうから

自分か壊れないように

武装するしかないんだよ。


できるなら 

そんな盾をおいて生きて行きたいな〜

だって

その盾を持ってると

自由に生きられないの。

盾が重くて自由に生きられないんだよ。


優しくなくても

強くなくても

私という人間を愛してみてもらうことは難しいですか?


〇〇ちゃんのきょうだいではなくて

目の前のそのきょうだいをみていますか?

特別扱いにしてほしいのではないの。

当事者と同じ温度で接してほしいの。

普通に扱ってほしいの。

これはわがままなのでしょうか?