こんにちは
梅雨が明け暑いってこういうことよね、なんて思いだしているこの頃、
みなさんはいかがお過ごしでしょうか?
本日は「座右の寓話」の中から
「カエルとサソリ」のお話
1匹のサソリが、川岸を歩いていた。
「向こう岸に渡れるところはないか」と探していたのだ。
そこにカエルが現れた。
サソリはカエルに「俺をおぶって向こう岸まで連れて行ってくれないか」と頼んだ。
するとカエルは言った。
「冗談だろ。途中でお前は俺を指すに違いない。そうしたら俺は溺れてしまう」
サソリはこう言い返した。
何て理屈が通らない言い草だ。君が死んだら、俺まで溺れてしまうじゃないか」
カエルは納得してサソリを背負って川を渡りはじめた。
ところが川の真ん中で、カエルは背中に鋭い痛みを感じた。
「どうして刺した!お前もおぼれてしまうのに!」
カエルはサソリと一緒に沈みながら叫んだ。
するとサソリを言った。
「わかっているけれどやめられない。それが俺の性なんだ」
このお話「わかっちゃいるけどやめられない」という人間の性、
ようするに「人が持って生まれた性格には変わらない」ということだそうです。
タロットでいう「悪魔」でしょうか。
これはサソリはもっている毒が、例えば言葉だったり、
誰かを傷つける行動だったりもあると、思います。
色々な方の鑑定をしていると、そんなこと言っては、相手かなり怒っているだろうな、
とか傷つくだろうな等、思うことはたくさんあります。
でも、本人は気づいているし特大ブーメランで帰ってきているので、
私の鑑定を受けているのだと思います。
悪魔のカードって
繋がれた鎖で囚われている状態、
もう少し視野(相手の事情や気持ち)を広げることで、
鎖は外れることもあるのに。
ちなみに
運命の輪の四隅には獅子、牡牛、人間、鷲が描かれており、それぞれ翼をもっています。
占星術の獅子座、おうし座、みずがめ座(人間)、蠍座(鷲)に表される生き物であり、この四星座はすべての
不動宮に属し、それどれが火、風、地、水と四大を象徴します。
何故、サソリではなく鷲かというと
錬金術で蛇が進化して、サソリになり、サソリがさらに進化すると天に上がって
蠍座に象徴される「人間の執着心」を解き放され鷲に変わった結果、描かれているのは
サソリではなく鷲になりました。
サソリの毒は相手も自分も苦しめる
けれど、自覚と意志がありば、サソリは
鷲に進化することができると思います。
よろしければ、こちらのサイトで、野乃のインタビューが掲載されています。
ご覧ください。
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