2024年の23冊目。
「嫌われる勇気
自己啓発の源流「アドラー」の教え」
( ダイヤモンド社 296 ページ )
岸見 一郎 著
古賀 史健 著
22冊目はこちらでした↓
「あの人」の期待を
満たすために生きてはいけない
【対人関係の悩み
人生の悩みを100%消し去る
〝勇気〟の対話篇】
世界的にはフロイト、ユングと並ぶ
心理学界の三大巨匠とされながら
日本国内では無名に近い存在の
アルフレッド・アドラー。
「トラウマ」の存在を否定したうえで
「人間の悩みは
すべて対人関係の悩みである」
と断言し、対人関係を
改善していくための
具体的な方策を提示していく
アドラー心理学。
本書では平易かつドラマチックに
アドラーの教えを伝えるため
哲学者と青年の対話篇形式によって
その思想を解き明かしていきます。
著者は日本における
アドラー心理学の第一人者
(日本アドラー心理学会顧問)で
アドラーの著作も
多数翻訳している岸見一郎氏。
臨場感あふれる
インタビュー原稿を得意とする
ライターの古賀史健氏。
対人関係に悩み
人生に悩むすべての人に贈る
「まったくあたらしい古典」です。
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ひと昔前に話題になった本書。
読もう読もうと思いつつ
やっと今頃になりました。
期待値が高かった分
目から鱗的な感覚には
ならなかったのですが
知っておくと思考の転換に有用ですし
知見が広がりました。
特にアドラーの提唱する
「目的論」と「課題の整理」は
なるほどなるほど!
親子関係における「課題の分離」は
早速実践できそうですし
今までの自分を振り返ってみても
それとなく
実践していたようにも思います。
対人関係に悩む人は
今まで持ち得なかった
新しい視点を与えてくれる
かもしれません。
一読の価値ありの一冊でした。