N 様の愛犬、コロくん。
約13歳になると思われるコロくん、いつも優しいまなざしで私らを見つめる
癒し系イケメンのMダックス、すり減った爪が証明する
筋肉質のボディーと
ボリューム感ある美しい被毛が自慢です。
今回、年齢を確認するにあたりコロくんがＮ家に来たいきさつをお聞きすることとなり
ここにも大きなドラマがありました。ショップにて販売、そこでいつの間にか長い年月を
過ごすことになっていたコロくんに旦那様が一目惚れし連れて帰ることに、長い時間
ガラスケースの中からたくさんの人間たちを見てきたコロくんに
運命の
出会いとなりました。最初、長らく小さなスペースで過ごしてきただけにお散歩では
苦労したようですが
、あの爪がどれだけ愛され大切にされているかを証明
しています。
年末を外してくることが多いN様、徐々に
春らしくなってくる昨今となり
お声掛けをいただきました。キープしていた３０周年の粗品タオルもお渡しする
ことが出来ホッとしています。
＊4色あったハンドタオルも2色に
春に向かって換毛期が始まるこの時期ベストチョイスとなり
、しっかりとブラッシング
していきます。やわらかい毛質のため切れないよう丁寧にトリミングナイフで
抜け毛を処理していきます。しっかり抜け毛を取ることで起こる、あのボリューム感が
私らにも嬉しい
達成感となります。
美容中もしっかりと私を
見つめており神秘的な瞳ですね、今日は美容中ずっと
撮影用のライトで照らされており、いつもと違う様子に心配をしましたが動じない
コロくんに一安心です。
爪のお手入れですが、嫌がることもなく本当に助かります。
お耳の掃除ですが、少し汚れがあり丁寧に奇麗にしていきます。敏感な部分でもあり
丁寧に,丁寧にを心掛け、後に気にするや心配なことがあれば遠慮なくお知らせください。
下洗いのシャンプーでも泡立ちがよく、とてもお手入れをされていことがわかり
時間がかからず高齢犬にはリスクとなるお風呂時間（シャンプー）が短く出来て安心と
なります。
スムースに中洗い、仕上げのシャンプーへと進み、イタズラです。
「ん、・・・」
トリートメントも無駄に濃くする必要もなく、ゆすぎもスムースにでき毛も重くならずに自然な
仕上がりとなります。
タオルも全てブルーずくめで
ブルーが目立つ今回となりました。
ドライヤーでも、風の強いスーパードライヤーが使え、毛の痛みも少なく早く乾きます。
それでも、お顔はＮＧな
愛犬が多く、後方部分より始め、お顔付近はなるべく普通の
ドライヤーで仕上げていきます。＊お顔は専用ブラシにて
あっという間にドライヤーも終わり、バリカンで肛門廻り、足裏などの毛をカットしていきますが
防寒や歩きやすさなどで加減があり、悩みどころですが普段の生活を想像しながら
長年の経験にてカットです。
足先、身体下回りのカットとなりますが、高齢犬の仲間入りとなり、あまり立たなくなった
コロくんに、ところどころ座ったままのカットとなりますがHIRO先生も無理強いを強制
することもなく進めていきます。
足先、身体廻り等全てを仕上げハサミにて仕上げていくHIRO先生、最新ハサミの
ブレンダーやスキバサミなどを使って仕上げるトリマーが大多数と思われますが、
これらのハサミでは必ず毛の噛み込みの部分ができ、切り口が荒れ、もつれにつながることもあり
微妙な違いとなりますが、ハサミの精度が上がった現在でもこれらにこだわるカリスマトリマーたちを
知っており、彼女も見てきたから・・、少数派となってもこだわりたいのでしょう。
おヒゲ切りですが、痛い歯があるらし、くお顔を触られるのを嫌がり、早くカットするために
最近ではバリカンを使うことも、ここだけはこだわりより気遣いですね。
もっと早くに出会えていれば思う瞬間となり、現在の
「おせっかい」が出来なかったことに
残念でしょうがありません。歯石などは取れませんがHIRO先生、歯磨きシートにて
歯磨きのお手伝いをさせていただきました。
コロくん、お疲れさまでした。
春の新作、パンジーのリボンを付けて一足先に春デビューですね。
仲のいい素敵なご夫婦の宝物のコロくん。奥様の瞳もコロくんと同じく神秘的で
憂いのない澄んだ瞳でまるで親子のよう、それでも劇的な出会いから
送り出すまでが
家族の大切な仕事です。毎日のように大好きな旦那様の膝に上に座るコロくんの
ぬくもりが大切な思い出になる時・・、その存在の大きさと、コロくんからのご夫婦への
感謝の言葉が聞こえてきそうです
。まだ果てしない先と信じ、これからもお世話
お節介をさせていただきます。
そして、お世話になったお客様にはよほどではない限り（住所変更や確認できない場合）
カレンダーをお渡ししており、N様にも年末近くに自宅まで配達持っていきました。
その時に自宅駐車スペースに停められていたお車に委縮したのを覚えており驚きました。
車名は書きませんが、石油王などがお忍びで移動するときなどに乗る車ですよ。
旦那様の自慢の愛車と愛犬コロくんに、奥様からのご理解と深い愛情を感じます。
あの、お車とてもお似合いですよ
、とんでもなく大切にされている
宝物を託していただける
N家に感謝とあらためてお礼を申し上げます。
これからもよろしくお願いします。
にゃんこせんせい
約５０年前、私が小学生だったころに初めて迎えた愛犬の名前もコロでした。
家族、親友として忘れることが出来ない大切な愛犬であり再会を楽しみにしています。