当店の招き猫ですが、開店祝いなどで送られたものではなく、私が買ったもので
現在の自宅に引っ越した頃よりあり、大昔に自動車の整備士をしていた時(国家資格整備士)に
廃業となる旧美川市内の看板店のショーウィンドウの中に埃まみれにて売れ残っていた
やつで、私が当時千円ほどで引き取り、店主が記念にと「栄}の字と名前を書いてくれました。
当家に来てからは約35年となり、30年以上もこの商売を見守ってくれています。
もう一つあり、こちらはペット用品の営業時代に、こちらも店主が大病にて他界し廃業となり
粗大ゴミとして捨てられる直前に私が引き取りました。
その後、前学園にて学生たちと愛犬を見守り、役目を終えて帰ってきたもので、
微妙な招き猫たちなのですが、貧乏くさく、パッとしないところなど他人とは思えず
私の大切な友でもあり、宝物です。*他にも無念のドライヤーがあり、別の機会に・・
HIRO先生の「それ捨てて~」
の声を無視し、当店には因縁品がたくさんあり、
昔、学生たちにもよく言ったことで、「最後に勝てればいい~」「終わりが良ければすべてよし」と
こいつらを最後に輝かせてやるのが私の仕事です。
そして、当店の招き猫ですが、永年、小銭入れとして君臨してきて満杯となり現在に・・
ほぼ忘れていましたが、来週からは全ての金融機関にて貨幣(小銭)の両替が有料となり、
一円単位は実質には足出しとなり、ゴミと同じ扱いになるには忍びなく急遽、友人のいる
郵便局に相談、快く引き受けてくれました。
インスタグラムにも書きましたが、合計金額ですが、
なんと、一円と五円だけで合計13203円となり、驚きました。
*他にもシルバー貨幣もあり別に選別で更に合計二万円越え
当店の福招きが懐に蓄えてくれた大切な「へそくり」です。
HIRO先生とも相談し、新たな照明器具を買うこととし、お店をゴージャスに照らしてくれそうです。
一番最初に入れたオモチャの小判を戻し、元の位置に戻りました。
*以後ほ封印となります
にゃんこせんせい
私が旅立てば本当にゴミとなるこれらですが、やはりこいつらも私のお供として
共に船に乗るのだと信じています。