春の陽気が日に日に増していく

春分点に向かっていくこの時に


新しいものが始まっていくにつれて

古いものは終わりを迎えていく



自分の意識のおよばない範囲(無意識)

についてもそれは同じで

これまで影となり

陽の当たっていなかった面にも光が照らされる


そこには

古くからの自分のこだわりや思い込みが

染み付いていたり

心のどこかにもつれているわだかまりだったり

再びやってくる恐れだったり

何を恐れていたのか

暗がりになって見えなかったものが

明らかになる。


抑圧していた怒りなど

何に自分は怒りを感じていたのだろう?

とか

何につまづき

何が行くてを阻んでいたんだろう?

とかが

いつもよりわかりやすくなっている


それぞれに返答していくと

どうしていきたいかとか

希望の方もより

明らかになっていく



対人関係で、

また世の中の事象などを

目にして


自分が特に反応していることがあったら

それもヒントになる


いつもだとなんでもないはずなのに


それらはあなたに対して

気づいて欲しいから


いつもより激しい反応をしてしまったり

するかもしれない


でもその光と影のコントラストが

新しいあなたを浮き彫りにしていくから


楽しむ目をもって

見ていて欲しい


心のどこか深いところまで


そしてまた春分から始まる新しいサイクルに

ほんとうに自分を生かしていこう

そう決めたなら

自分はこの一年をどこに向かい

1ヶ月を何に費やし

1日をどう振舞ったらよいか

どのような生き方をすれば

自分も

まわりもよく生かしてゆけるのかを

しみじみと考えたりしている


脱皮するサイクルにとって不要な殻を

剥がしてゆくには

新しい方向性を見つめ

希望に言葉と行動と姿勢を

従わせていくこと

それらを見つける時に

古い習慣とは距離ができ


誰でもない自分の本音に従っていける


苦しさや窮屈さを感じた時

その都度尋ねてみて、

どうしたの?

何が苦しいの?

本当はどうしたいの?


からだは答えをよく知っている。


わからない時にまだ移行中の2つの世界を

行き来していたとしても

全てには終わりがある。


適切なタイミングで事は運ばれていくだろう。

焦らないでいい。