38ヶ国中37位


これは、ユニセフが2020年に公表した、日本の子どもの精神的幸福度です。


15歳から39歳の人が亡くなった時、

その原因で一番多いのが自殺。


私達が日々感じている生きづらさ。

それは、こんなふうに数字でも見る事ができます。


自分はバカだから、ブスだから、

◯◯ができないから…。


まだ、学校に入る前の小さな子どもからもそんな声が聞こえてきます。


昨日は七夕の短冊に、まだ幼い字で「かわいくなりたい」と書いてあるのをみて何かが、チクリと痛みました。


子どもの自己肯定感の低さの裏には「大人達の不安がある」

と、子ども夢パークの西野さんはお話しされていました。


あぁ、なるほど。

ほんとうにそうだな…と。


不安な大人達は、子どもたちが傷つかないように、いじめられたりしないように、辛い思いをしないように注意を払います。


忘れ物はない?

勉強にはついていける?

運動会では恥をかいたりしない?

身だしなみはどう?

目立ちすぎてはいない?


そういう言葉かけの中に子ども達は、


忘れ物をしちゃう自分はダメなんだ。

勉強がわからない子は居てはいけないんだ。自分は恥ずかしい存在なんだ、というメッセージを受け取っています。


完璧ではない、できないことのある自分を許せず、自分をバカにし、過度に失敗を恐れ、動けなくなってしまった方を、私もたくさんみてきました。


…だからこそ

「おとなが幸せでいてください」なんですよね。


https://ameblo.jp/nonnetta1230/entry-12810788163.html


大丈夫だよ。

生きてるだけでOK!


子ども夢パークの西野さんから、私が受け取ったのは、

なにをしても、しなくてもいい。そんな居場所を作り続けて、30年以上たくさんの不登校児と関わり続けて、その結果を見続けて…経験からの自信に裏打ちされた言葉でした。


人はありのままを受け入れられることで、必ず欲がでてくる。

安心して失敗できるところから、「学びたい」「知りたい」という気持ちが生まれる。

人とはそういう存在なんだ。という自信。


…じゃあ、不安なおとなはどうすればいいんだろう。


そこからは、私達のお仕事です。

おとなになっても、何歳からでも、

自分の中に安心を育て、幸せを育てていくことはできます。

それには、安心を自分の身体に繰り返し体験させてあげることです。


生きてるだけでいい‼️

何ができても、できなくても。


私の身体にもこの感覚をしっかりインプットして、私達のつくる居場所もそんな空気で満たしていきたいと思います。


最初の一歩は不安なままかもしれません。でも、安心して失敗できる場所、ありのままの自分でいられる場所をひとつでも多く見つけて、その場所にどんどん自分を連れて行ってあげてください。


おとなも、そのままでいい。

不安なままでいい。

自分が不安のままでいられるようになれば、周囲の人の不安をあおる必要は、なくなってしまいます。


忘れ物はない?

勉強はついていける?

運動会は…


ほら。きっと伝わる内容が違ってきます。




https://morinosoudannshitsu.amebaownd.com