おはようございます!「のんびりペンギン🐧@自然災害」です。

 

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今回は2017年についてです。

2017年は2012年や2015年同様、震度6弱以上の地震はありませんでした。

 

 

震度5強

豊後水道(6/20) M5.0

長野県南部(6/25) M5.6

鹿児島湾(7/11) M5.3

秋田県内陸南部(9/8) M5.2

 

この年も全く体験した地震がなく、何か特別書くことができる話もないので、マグニチュードについての補足説明をします。すみません。

 

 

〇以前のマグニチュードについての説明の補足

 

今年の1月、日向灘で地震が発生しました。

まだ記憶にある人もいるかもしれませんし、全く覚えていない人もいるかもしれません。

 

この日発生した地震の震源が、南海トラフ地震の予想震源域とかぶっていたことや、発生した地震がM6.6と少し大きめであったことから、南海トラフ地震の前兆ではないかと騒がれていました。

 

その中で、気象庁は「M6.8以上の地震であれば、南海トラフ地震臨時情報を発表するが、今回の地震(M6.6)はそれより小さかったため、該当しない。」と発表しました。

 

その際に、「M6.6とM6.8で0.2しか違わないのにそのような判断をしてよいのか!?」という声がSNS上で目立っていました。

 

が、はっきり言います。誤差ではありません。

 

マグニチュードは1大きくなるとおよそ32倍、2大きくなると1000倍大きくなるのです。

ちなみに0,2であれば約2倍です。

 

つまり、今回の日向灘での地震のマグニチュードが想定より0.2小さいというのは、エネルギーが約1/2倍であったということになります。こう聞くと、誤差ではないですね。

 

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なぜマグニチュードが2大きくなると1000倍になるのかを詳しく説明するとこうなります。↓

 

マグニチュードの数字(M)と地震のエネルギーの大きさ(E)の間には、

「 log10(E) = 4.8 + 1.5M 」 という関係式があります。

 

ここで試しにMに1~3を代入します。

log10(E) = 4.8 + 1.5 ×1 = 6.3 より、 E = 10^6.3 = 1995262

log10(E) = 4.8 + 1.5 ×2 = 7.8 より、 E = 10^7.8 = 63095734

log10(E) = 4.8 + 1.5 ×3 = 9.3 より、 E = 10^9.3 = 1995262314

※Eは整数出しました。

 

1異なると、63095734 ÷ 1995262 = 31.6… ≒ 32倍

2異なると、整数で出したせいで異なって見えますが、ちょうど1000倍になっています。

log10(E)の値が、6.3→9.3となっていることからも確認できます。

 

 

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これを機に自然災害について考えていただければ幸いです。

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