そんなことで訴えられても困りますというドラマ

 

 

 

今回記録するのは中村倫也と有村架純主演の『石子と羽男ーそんなコトで訴えます?ー』

2022年7~9月放送のドラマで、現在はアマプラで観ることが出来ます。

 

 

 

 

 

以下、感想(ネタバレ含みます)----------

 

 

大手弁護士事務所を半ば首のような形で退職した羽男(中村倫也)。偶然出会った先輩弁護士から自分の事務所の弁護士として働かないか話を持ち掛けられる。羽男はその先輩と呼ぶには年齢が離れすぎている老人の言葉に即決した。

 

 

その老人は潮綿郎といい、潮法律事務所の代表、そして唯一の弁護士だった。そう、潮法律事務所は個人経営の一人事務所。年齢も年齢な潮は相談してくれる全員の悩みを解決するほど俊敏な対応が出来なくなっていた。そこで、まだ若く正義感も強そうな羽男に声をかけたということだ。

 

 

潮法律事務所にはもう1人従事者がいる。それが石田梢子(石子)。潮の実の娘でパラリーガルと呼ばれる弁護士の補佐的な役割を担っている。潮とは母親と潮が離婚して以来疎遠だったが、近年母親が病気の為他界し、それからは潮と二人暮らしをしている。母親が亡くなったのは潮が苦労させたのが原因だと思っている石子は、実の父である潮に対して敬語で話す。

 

 

「お金を稼ぐよりも人助け」が信条の潮は儲けが出ないような案件を抱えることが多い。経営的にも厳しくなるのは当然だったが、潮はこのスタンスを崩そうとはしない。その点についても母親が苦労した原因だと感じた石子は、人一倍金感情に厳しく、効率的な女性になっていた。

 

 

 

 

羽男と石子が初めて会うことになるのは案件の打ち合わせの為だった。キザなセリフで相手を馬鹿にするようにまくしたてる羽男の話し方や態度に、石子は最悪な印象を持つ。こんな弁護士とは仕事したくない、そう思い事務所に帰った石子は事務所の経理作業に追われる。

 

 

翌日、素知らぬ顔で事務所に入ってきたのは羽男。驚く石子をよそに潮は羽男を招き入れる。唖然とする石子をよそに、我が物顔で事務所を観察する羽男。今日からここが自分の事務所。そういわんばかりの表情を見せる。潮に事情を聞いた石子は何もかも飲み込み羽男のパラリーガルとして従事することに。。。。。

 

 

第一印象最悪の二人が、街弁ならではの問題を仲良く?解決していくストーリー。

 

 

 

 

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まずこのドラマで中村倫也の印象がガラッと変わりました。今までは女性人気の二枚目俳優でしょ、はいはい。といった感じでしたが、ドラマを観た後は、こりゃ惚れるわ、、、。と男ながらにその魅力にどっぷりハマりました。

 

 

中村倫也の魅力、沢山ありますが絶対に伝えたいのはそのボイス

 

 

 

 

とにかく声が良い。聞いてると耳が喜ぶ声。聞き取りやすく耳にすっと入ってくる。しかも弁護士役なだけあり喋り倒すセリフが多く内容は難しそうなこと言ってるのに一回で理解できてる気がする不思議。顔が超絶イケメンかと言われればそうではないと思うしスタイルも実は割と背は小さめな印象。なのに惚れる。それが声の偉大さ。もちろん演技は上手です。

 

 

羽男は自分のブランディングの為にキザなことを言ったり冷たい態度をとることがありますが、根は真面目で臆病な一面があります。負けるとわかっている裁判は担当したくないし、すぐに示談にもっていこうとする。その羽男を裏で支える石子の存在はかなり大きい。というか石子がいないと話が終わってたタイミングがチラホラ。

 

 

冷静に現状を分析し絶対にあきらめない精神力を持つ石子、そして一度見たことは絶対に忘れないという超記憶力を持った羽男、2人の長所がかけ合わさる時、毎回面白い展開へと繋がります。

 

 

基本一話完結のドラマですが、全編通して描かれる石子や羽男の過去、葛藤。このあたりも気にしつつ、コメディタッチで描かれる人間ドラマ。法律に詳しくなくても面白いし、当時(2022年頃)に話題になったこと、(パワハラとか自転車事故とか子供のゲーム課金そか)が題材になるので、ドラマを観ながら、あぁこんなことあったね~、と当時を思い出すことが出来てそれも面白かったです。

 

 

ドラマ『石子と羽男ーそんなコトで訴えます?ー』

 

 

おすすめ度

●●●●●●●◐〇〇 7.5/10

 

暗くもない恋愛物でもないヒューマンドラマを探してる人にはオススメです。相棒ものが好きな人も👍

 

 

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