THE・平成を感じさせる名作。出てるキャストは若かりし名優ばかり。あのノリが最高ニャ。
今回記録する映画は『木更津キャッツアイシリーズ』。
言わずと知れた宮藤官九郎監督の名作です。
平成を代表する作品でドラマシリーズから映画は3本作成されています。
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千葉県木更津市、そこは海と球場と小さな町しかない場所だったが、彼らにとってはパラダイスだった。
彼らとは木更津をこよなく愛する男たち。
木更津キャッツアイだ。
メンバーは、頑固だが情に厚く皆の中心的存在「ぐっさん」。
甘いマスクで根は真面目、恋に一途で周りが見えなくなるのが玉にキズ「バンビ」。
不器用で自己中な一面もあるが誰よりも仲間思いで素直なやつ「アニ」。
頭が足りない一面はあるが唯一の妻子持ちで皆の居場所を作る「マスター」。
普段は意味不明な言動ばかりだが、実は秀才で天性の運の持ち主「うっちー」。
彼ら5人が集まればどんな日常も面白おかしく描かれる。
同級生である彼らの共通点は地元が好きなこと、野球が好きなこと、楽しいことが好きなこと。
そんな彼らだったが、ある日ぐっさんに余命1年の宣告が下される。
ぐっさんの余命があとわずかと知った木更津キャッツアイはどんな一年を過ごすのか。
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5人の掛け合いが最高の作品。
キャストが豪華すぎで、岡田准一、櫻井翔、塚本高史、佐藤隆太、岡田義徳が出演しています。
他にも阿部サダヲや酒井若菜、古田新太、小日向文世らも出ています。
個人的には塚本高史が好きなのでアニ推しです。
野球の試合にかけて一話を表と裏の二部構成で仕上げる今作品。
前半パートは様々な事件や出来事を面白おかしく描き、後半パートで実は裏でこんなことが起こってましたという伏線回収がされる。
そのストーリーの完成度が毎回高くて面白いです。
会話のテンポ、皆のファッション、時代背景が平成生まれ平成育ちの自分にはドンピシャにハマりました。
今観ても面白い、むしろ今観ると尚面白い作品だと思います。
全体的にはコメディ要素多め笑える話多めですが、ぐっさんの余命の話になると一気にシリアスな雰囲気になります。
彼らの友情関係にもいろいろと変化が起こるので最初から最後まで飽きずに楽しめます。
エンディングの嵐の曲を聴くと懐かしい気持ちになりますね。
『木更津キャッツアイシリーズ』
まだ観たことない人は絶対に観て損はしません。是非。
【個人的ポイント記録】
キャスト
★★★★★★★★★★ 10
ストーリー
★★★★★★★★★☆ 9
演出
★★★★★★★★★☆ 9
音楽
★★★★★★★★☆☆ 8
懐かしい度
★★★★★★★★★☆ 9
地元帰りたくなる度
★★★★★★★★☆☆ 8
再見度
★★★★★★★★★☆ 9
おすすめ度
★★★★★★★★★☆ 9
ゲスト俳優も豪華だし普通に泣けるシーンもある。
一気見必至です。