(※このブログは自分が観た映画を記録する為に綴っています。観てから数年経っていて記憶が曖昧なものもあります。映画の内容や登場人物の心情など、全て個人的な解釈となりますのでご了承ください。 )

 

 

 

 

 

 

今回記録する映画は『ゼロ・グラビティ』

前回記録したインターステラーに続いてまたもや宇宙映画です。やっぱり宇宙を舞台にした作品は現実味とフィクションが混ざり合って面白いですね。

 

 

 

舞台は宇宙空間。NASAの宇宙飛行士たちは船外に出てデータ送信などの作業を行っていた。地球にいる監視官と冗談交じりの会話をしながら作業を進めていく。しかし、急に監視官から、今すぐ宇宙船に戻ってその場を離れろと指示される。すぐに指示通り行動する宇宙飛行士たちは監視官に理由を問う。監視官によると、宇宙空間に浮かぶ某国の宇宙ステーションが産廃になり、ミサイルで破壊したそうなのだが、予想以上に破壊した残骸が周りに飛び散ってしまったという。残骸が残骸にぶつかり、予期せぬルートに残骸が向かってしまっている。

 

 

 

それが、今まさに宇宙飛行士たちが作業していた場所だと判明した。

 

 

 

このままでは宇宙飛行士たちの船に宇宙ステーションの残骸がぶつかってしまう。その速度は時速数万キロ。当たったらひとたまりもない。作業にあたっていた宇宙飛行士は急いで船に戻ろうとするが、その最中、残骸が飛んできてしまう。

 

 

 

避けることは不可能で、瞬く間に宇宙船や、クルーは残骸に吹き飛ばされてしまった。そのうちの1人女性宇宙飛行士・ライアンは宇宙船と自分とを繋いでいたロープが外れてしまう。空気抵抗のない宇宙空間に放り出されてしまったライアンは、1人真っ暗な宇宙に放り出されてしまった。

 

 

 

ぐるぐると回転しながらどんどん宇宙船から離れていくライアン。気が動転しながらも自分がいる位置を地球と太陽の位置から監視官に伝える。しかし、徐々に電波が悪くなり、とうとう声を受信することが出来なくなってしまった。未だに宇宙船から離れ続けるライアン。宇宙空間に1人取り残された彼女は、生き延びることが出来るのか、、、、。

 

 

 

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現実にこんなことが起こったら絶対いやだなランキングベスト3には入る作品です。(そもそも宇宙飛行士にはなれないですが)

宇宙ステーションがいらなくなったから、ミサイルで撃ち落とすってそんなこと本当にあるんですかね。でも当たり前みたいな雰囲気でライアンたちも「そーなのね」みたいなこと言ってたので、宇宙開発的には普通の事なのかもしれません。詳しくなくてすいません。

 

 

 

ただ運が悪いのが、ただっぴろい宇宙で、その破壊した宇宙ステーションの残骸が当たっちゃうこと。どんな確率やねんって話です。しかもその衝突では何とか生き延びたものの、吹っ飛ばされて宇宙に放り出されてしまうという、、、。

 

 

 

宇宙は空気抵抗がないから、一度ある方向に力が働いたら一生止まらないんですね。どんどん地球から離れるライアンの描写はゾクゾクしながら観ました。しかも酸素もなくなりそうという、もうライアンはこれまでどんな悪行をしたのか疑問に思うくらいのかわいそうっぷり。宇宙は神秘的で面白いけど、こういうの見ると行きたくはないなって思います。自分が同じ境遇になったら即号泣してます。

 

 

 

物語は彼女ともう一人、生き延びた宇宙飛行士がどうにか地球に帰ろうと頑張る話です。映像美と主人公たちの生死が掛かった行動がものすごく面白いです。毎回思うのですが、こういう宇宙パニックものって、本当の宇宙飛行士は観たりするのかな?と思います。

 

 

 

映画『ゼロ・グラビティ』。

90分程の作品ですが、ずっとドキドキする飽きさせない作品です。

「うわ!」「あ~がんばれがんばれ」と思わず口に出してしまいますよ。おススメです。

出来れば夜、部屋を暗くして観てください。

 

 

 

予告編