(※このブログは自分が観た映画を記録する為に綴っています。観てから数年経っていて記憶が曖昧なものもあります。映画の内容や登場人物の心情など、全て個人的な解釈となりますのでご了承ください。 )

 

 

 

 

 

 

今回記録する映画は『インターステラー』。宇宙を舞台にした壮大なSF映画です。

主人公クーパーは元・宇宙飛行士。今は人里離れた土地でトウモロコシ農家をしていた。家族は息子と娘が一人、父とクーパーの4人で生活していた。クーパー達を含む人類が住む地球は、劣悪な異常気象に苛まれていて、乾燥しきった星になっていた。一日中砂埃が舞う影響で作物も育たず、小麦粉などの人類の主食だった物は栽培できなくなるほど。そんな地球では宇宙飛行士でエンジニアだったクーパーの技術も役に立つはずもなかった。ただ子供たちと一緒に暮らせればそれでいい、元気でさえいてくれれば、クーパーはそう思っていた。

 

 

 

そんな中、娘のマーフの部屋でポルターガイストのような怪奇現象が起こる。本棚の本が勝手に落ちてきたり、砂嵐の砂が意味深な形で固まっていたり。その現象を見て、クーパーはある場所を示すものだと気づく。車を走らせ示された場所に向かうと、そこは何年も前に無くなったはずの宇宙開発組織NASAだった。

 

 

 

クーパーは元・宇宙飛行士という肩書を買われ、人類生存計画に参加するよう求められる。NASAの研究によると、このままではいずれ食物が枯渇し人類は餓死。たとえどうにか生き永らえても、植物の減少による酸素不足で窒息死してしまうという。子供たちの住む未来に光はない、クーパーもそのことには気づいていた。クーパーは子供たちと離れる苦渋の選択をして人類もとい子供の未来を救う為、NASAに協力することを決意する。

 

 

 

NASAのプランは2つ。

Aプランは巨大な宇宙ステーションを創造し、人類を地球以外の新たな星へ運ぶというもの。

Bプランは受精したばかりの卵巣を科学的に保護し、新たな場所で人類の種を守るというもの。

 

 

 

Aプランには巨大なステーションを動かすだけの重力操作が必要になる。

Bプランは、既存の人類の生存は諦めることになる。

 

 

 

クーパーら計画に参加する皆が目指すはもちろんAプラン。その為に、人類が新たに住める地球に変わる星を見つける必要があった。クーパー達に与えられた任務は、この計画が始まった当初から新たな星を目指し宇宙に飛び立った12人の宇宙飛行士たちが送る信号を頼りに、新星に行って情報を得ること。愛する子供たちの為に、クーパーは命をかけて宇宙に旅立つ。

 

 

 

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クリストファー・ノーラン監督の名作です。スケールが壮大。物理学の話が大量に出てきますが、この映画を観る時に難しい用語の意味を理解しようとしなくても大丈夫です。新しい星を探しに行って先々で色々起こると思ってもらえればOKです。3/1くらいまでは正直そこまで面白いと思って観てませんでしたが中盤以降はもう集中しちゃいました。総時間が160分以上と長い作品なので途中でやめてしまわないよう頑張ってください。

 

 

 

観始めて最初は、宇宙人とか出てくる系かなと思ってたんですが、結局最後まで宇宙人は出てきませんでした。あくまで自然と人類の話ですね。最後まで観ればわかりますが、実は伏線を結構貼っている作品で、終盤にかけここのシーンはこういう意味だったのかとすっきりさせてくれます。難しいことを考えなければとても面白い伏線です。

 

 

 

どの宇宙作品もそうですが、やっぱり宇宙のシーンは観ててハラハラしますね。宇宙空間というだけで少し怖いです。窓に穴空いたらどうしようとか、酸素がなくならないのかなとか、何回宇宙映画を観ても思います。特にこういうリアル系の映画だと尚更怖く感じますね。

 

 

 

総じて緊張感のある作品でした。アクションシーンや恋愛要素は少なめなので、宇宙とかブラックホールとか、家族とかが好きな人にはおススメです。特に娘がいるお父さん、もしくは娘さんは、感情移入しやすいのではないでしょうか。愛とは何かを教えてくれる物語でした。

 

 

 

映画『インターステラー』。

部屋を真っ暗にして没入してください。

 

 

 

予告編

 

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