（※このブログは自分が観た映画を記録する為に綴っています。観てから数年経っていて記憶が曖昧なものもあります。映画の内容や登場人物の心情など、全て個人的な解釈となりますのでご了承ください。 ）
今回記録する映画は『マスカレード・ホテル』。
主演は木村拓哉さん長澤まさみさん。高級ホテルを舞台に繰り広げられるミステリー映画です。
警察が行方を追っている連続殺人犯。犯人が3つの現場に残した暗号。その暗号を解くと、次の犯行は東京にある高級ホテル「ホテル・コルテシア東京」で行われる可能性が高いことが判明。警察はホテルの協力の元、従業員に成りすました捜査官を潜入させ、現れるであろう犯人の確保を目指す。
そんな中、ホテルの顔ともいえるフロントロビーに潜入することになった主人公・新田浩介（木村拓哉）。新田にホテルの仕事を教育する担当となったのは山岸尚美（長澤まさみ）。新田は、今回の潜入捜査の発端となった暗号を解読したエリート刑事。彼の洞察力や推理力は並大抵のものではない。
しかし、ホテルのフロントに立っているのにも関わらず、”客”を疑いの目で見る新田に、山岸は不快感を示します。「ホテルマンとして、”お客様”を信用してください」そう伝えるも、何度も”客”呼ばわりしてしまう新田。刑事としての意地とホテルマンとしての意地がぶつかります。お互い毛嫌いするような関係になってしまいますが、新田は山岸のホテルマンとしての誠実さ、山岸は新田の刑事としての正義感を目の当たりにし、次第に協力していくようになります。
ホテルに宿泊する人は、本当の名前も素性も誰も知らない。仮面を被っていると比喩する山岸。様々な人間関係が入り乱れるミステリー作品。物語の終盤はミステリーらしく驚くような結末が待っているかもしれません。
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名前は知っていましたが公開当時は観ていなかった作品。休日のお昼に観てみました。結果、大満足。ミステリー作品らしく、随所にわざとらしく伏線っぽいシーンを入れていたり、木村拓哉さんが得意げに推理するシーンは観ててテンションが上がりますね。これはこうなんじゃないか、と考察しながら観れるので友人などとも楽しめる作品です。
登場するホテルの宿泊客はどれもこれも個性的な人ばかり。誰が犯人なのか、そもそも犯人は現れるか、最後まで結末が読めないのでハラハラする展開が続きます。今流行っている「真犯人フラグ」や推理考察が好きな人はきっとハマるかと。
作品の良いところは舞台がホテルで完結しているところ。主人公らがホテルから出るシーンはほ一度もなく（多分）ホテル内で起こる問題をホテル内で解決していきます。宿泊客が起こすトラブルが本筋の事件とどう関わってくるか、舞台をホテル内のみにしてくれたことで、推理に集中できます。
過去に自分が使っていたホテルも裏側ではこんな感じだったのかなと思わず想像してしまいました。ホテル側は宿泊する人の事情や素性に関与しない。色々な理由で利用する人が多いホテルならではの物語でした。
個人的には髪を切る前の新田が好きでした。どういう事かは作品を観て確かめてください。
映画『マスカレード・ホテル』。
考察好き、キムタク好き、長澤まさみファン、ホテルに宿泊したことある人、必見です。
予告動画はこちら
