(※このブログは自分が観た映画を記録する為に綴っています。観てから数年経っていて記憶が曖昧なものもあります。映画の内容や登場人物の心情など、全て個人的な解釈となりますのでご了承ください。 )

 

 

 

 

 

 

今回記録するのは初めてのドラマです。映画を記録するんじゃないんかいとのツッコミも聞こえてきそうですが、たまにはいいじゃないですか。これからはちょくちょくドラマも記録していこうと思います。

 

 

 

『東京男子図鑑』。

東京女子図鑑なるものが話題になってそれの男子バージョンのようですね。私は女子図鑑の方は観たことがないのでそのうち観てみたいなと思っています。

 

 

 

大学入学と同時に千葉県から上京してきた主人公・翔太。『東京男子図鑑』は、翔太が大都会東京で、奮闘しながら成長するのを振り返る物語です。主人公の翔太は現在44歳。大学入学から現在までの間に、友情や恋愛、仕事など様々なことが変化します。その都度、関わった人物がインタビュー形式で翔太について話します。実際彼らと翔太がどのような関係になったかは観てのお楽しみといった流れです。

 

 

 

女は金さえあればいい、キャリアが全て、自分は特別で周りのやつらよりも秀でてる、地元の友達に自慢してやる、若い頃の翔太はこんな感じです。1話目からこんな感じなので苦手な人はすぐに翔太を嫌いになるかもしれません。しかし、ずっと見続けていくうちに、翔太も頑張ってんだな、と応援したくなる憎めないやつ。東京に魅せられ東京にすがりつく翔太をきっと好きになるはずです。

 

 

 

根は悪い奴ではないし、仕事も出来る。だから環境が変わっても彼の周りには常に誰かがいます。多少のコンプレックスを持つ彼も努力して成長したのです。

 

 

 

20代に付き合っていた彼女とは珍妙な結末を迎えます。男はひきづるものと言われますが彼の場合はどうだったのでしょう。人に対して興味を持っていないような雰囲気がある翔太は、どこか全貌がつかめません。馬鹿にしてるのか、本心を言っているのかわからない時もあります。それもまた彼の魅力なのでしょう。

 

 

 

この作品で一つ驚いたことは、主人公を演じる竹財輝之助さんについてです。なんと彼は実年齢も40歳代だそう。しかし彼は大学時代から社会人、はたまた40代の姿までもちろん演じています。大学時代の彼は到底40代には見えません。どう見ても20代。ただ、話が進むにつれ年齢が変わっていくたびに年相応の見た目になっていくのです。初見の時は30前後の俳優だと思っていたので、かなり驚きました。

 

 

 

そして竹財輝之助さんはニヒルな演技が本当に上手です。最初は大袈裟な嫌味ったらしいキャラにイライラしましたが、途中からは、これこそ翔太節、とハマッてしまいました。女性から見るとこんな人が魅力的に見えるのかなと感じます。

 

 

 

全体の雰囲気は割とポップに描かれており、暗い雰囲気はほとんどありません。爆笑できるシーンもないですが、終始、魅入る作品だと思います。まさに家でぼーっと観るのはふさわしい。私は1週間くらいで全部観ました。確か10話前後だったと思います。割と最近観たのですが、また繰り返し観たくなる作品ですね。

 

 

 

『東京男子図鑑』。

東京に住む人はもちろん、個人的に1人が好きな人なんかは観てて面白いと思います。是非。

 

 

 

 

 

 

予告動画