こんにちは。今日は、ジルベスターコンサートに行ったお話をば。
ジルベスターコンサートとはいわゆる“年越しコンサート”で、2023年～2024年の年越しは東京シティ・フィルハーモニー管弦楽団のドラクエコンサートで迎えました。演目はドラクエ4。DQM3発売から約1か月、タイムリーな感じですね。
場所は、初台（東京都新宿区）にある東京オペラシティコンサートホールです。オペラシティに来たのは2回目。初めて来たときは（ドラクエコンサートではないのですが）1階席で、今回は「“演奏しているところ”が見たい！」と思って2階席を取りました。コントラバスが好きなので（音も、演者さんの動きも）、コントラバスがよく見える左側をチョイス。下の写真は、開演前のステージ風景です。
1階席は、「ジャーーーン！」と押し寄せてくる音に圧倒されるような迫力があります（序曲では毎回泣いてしまいます）が、指揮者さんのお話の際によく出てくる「この曲はティンパニが特徴的なので、ぜひ注目してください」みたいなの、見えないんですよね。なだらかな傾斜はあるもののほぼステージと並行に座席が並んでいるし、前の人のアタマでステージは見えないことがほとんどです。
2階席だと、場所により見えない楽器もあるものの（今回はステージ向かって左側の席だったので、左奥にあるドラムは視界から隠れて見えませんでした）、ある程度ステージ全体が見渡せるため、それぞれの演者さんが見えること・指揮に対してどう演奏しているか…といったのが見えて楽しいです。ただ、座席前の柵が低いので、前を通してもらう時とかにちょっと怖い。あと、ここから物を落としたら下の方を殺めてしまうかもしれぬ…というドキドキはありました（笑…えません）。
ちなみにステージの右端・左端にはそれぞれスライムが飾ってあり、開演前・休憩時間は撮影行列が。
スライムだるま。真ん中のダースドラゴンがちっちゃい！（年神なのに）
こっちにもぬいぐるみちゃんたちがいました。かわいー
ちなみに、コンサートホールに入る前、念のためスタッフさんに「開演前の撮影は大丈夫ですか？」とお伺いしたのですが、そのときに「ステージの前にもスライムが並んでるので、ぜひ…！」と教えてくださったのです。自分の席からでももちろん見えるから遅かれ早かれ自力でも気づくことなんだけど、心遣いがとっても嬉しかった。お姉さんありがとう…！
演目はこちらです↓
ドラクエ4は名曲ぞろい（他も名曲ぞろいですが）。中でも私は「ジプシー・ダンス」「戦闘～生か死か～」が好きで、この時はやや前のめってたと思います。指揮者の井田さんが「ドラクエシリーズの戦闘曲の中でも、4は演奏者に休むヒマを与えてくれない」とおっしゃっていましたが、ほんとにそう。今回2階席だったのでステージがよく見えたのですけど、皆さんほんとにひっきりなしに動いてらっしゃいました。腕がパンパンになりそう（小並感）。鼓舞するような指揮の動きで、それぞれの楽器の音が高揚していく、そんな盛り上がりにわくわくします。
「ジプシー・ダンス」と「ジプシーの旅」の間にくるバイオリンソロも素敵でした。コンサートマスターの独演ですが、なめらかでありながら心乱されるような旋律は、なんていうか、エモいんですよね（小並感再び）。
年越しの瞬間は、「導かれし者たち」の時。たぶん予定では「導かれし者たち」の演奏が終わって数秒後に「ハッピーニューイヤーーーー！！！」って言いたかったんだと思われますが、たぶん時間押しちゃったみたいで（笑）、めちゃくちゃ“巻き”な「導かれし者たち」が聴けました（周りの人も「速くない？（笑）」っておっしゃってた）。
今のドラクエはゲームも一部オーケストラ音源だそうなので迫力がありますが、ゲームと違うのは「起伏」だと私は思います。ゲーム内においての音源はあくまで『BGM』なので主張弱めですが、生演奏は気持ちの揺さぶられ方が全く違いますね。私が初めて行ったドラクエコンサートは東京佼成ウインドオーケストラなのですが、初めて生演奏で聴いた序曲に涙が止まりませんでした（ちなみに佼成ウインドはほんとに素晴らしいです…）。
ちなみに今回の公演はWeb同時視聴をしていたみたいで、2週間ほどアーカイブでも見れるみたいですよ。現地に来ないと感じられない迫力っていうのはあるんだけど、こたつでリアタイするのもいいよね。
12月31日（日）『東京シティ・フィルのドラゴンクエスト』有料ライブ配信のお知らせ｜ニュース｜東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団 (cityphil.jp)
↓東京シティ・フィルハーモニー管弦楽団のWebサイト↓
東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団 (cityphil.jp)
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