夜明けと夕暮れ
おはようございます。
今朝は風景ブログらしく
どちらが夜明けでどちらが夕暮れかわかりますか?
正解者には豪華記念品を…
:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
お約束はこのぐらいにして…
今朝は真面目な話をします。
新年になりもう一週間が過ぎました。
私にとって1月は重要な月です。
このブログの読者でご存知の方はほとんど
いらっしゃらないと思いますが、
私の本業は投資ファンド経営です。
大別すると、事業会社向けのベンチャーキャピタルと、純粋に金融商品の運用だけで行うファンドにわけられますが、その両方を数人の仲間と資金を出し合って運営しています。
現在、優秀なパフォーマンスを上げているのは金融ファンドの方です。
私が毎日早朝から起きているのは、為替の動向をチエックするためでもあります。
一方、ベンチャーキャピタルの方は経済環境や事業会社そのものの不振により、あまり芳しくない企業が殆どです。
(ここでいうベンチャーとは将来発展が見込める中小企業のことです。)
毎年、この時期には今年の運営方針を固めていかなければなりません。
特にベンチャーキャピタルの方は出資を継続するべきか、撤退するべきかを決定する月にしています。
中小企業の場合、社長の力量によるところが大なので、人物本位に判断します。
その会社の商品がどんなに優れていても、社長が呆け者では絶対に発展しません。
私は独立して丸8年が経ちましたが、これまでの経験上、一定の法則に従って判断するようにしています。
それは意外と簡単なものです。
殆どのベンチャーは資金難ですから、私のようなファンド経営者に対して、あの手この手を使って(お金は使えませんが)資金を引き出そうとします。
そこまでは同じです。
問題は、私が協力することに同意し、その企業が私から出資を受けた後です。
経営者として優秀かどうかは、その後の対応ではっきり分かれます。
経営者に限らず、世の中で成功するかどうかといっても良いかも知れません。
それはマメであるということです。
発展途上の企業にとっては顧客開拓も重要事項ですが、売り上げや利益が上がるまでの間は運転資金をいかにして繋ぐかが最重要です。
当然、資金提供者に対する報告、連絡、相談はマメに行わなければなりません。
機嫌を損ねて資金を引き上げられたらオシマイですから、特に慎重に最優先に対応することは必至です。
所謂スポンサーやキーマンへの対応を疎かにする社長がいる企業は発展しません。
言い換えれは、優先順位をきちんと判断できる能力がないということになります。
1月は、それを見分けるのに適した月です。
新年の挨拶は当然のこと、優秀な社長は具体的な事業計画や現在の状態についての報告を怠りません。特に目新しい話題がなくても、直接足を運んで挨拶、報告すれば、また印象がアップします。
最悪なのは新年の挨拶はおろか、事業に関して報告すべき件があるにもかかわらず、連絡ひとつよこさないようなケースです。
そういう人間に限って、「自然なタイミングで会った時に」「忙しいと思ったので」等の全く自分の立場をわきまえない発言を平然とします。
私は「友人」ではありません。
勿論「タニマチ」などでは断じてありません。
その企業が軌道に乗るまで延命させている命綱ともいえる存在です。
その重要性を無視して「ついで」にされては心情的にも憤りを感じますし、そんな対応をとるということは、私以外のスポンサーやキーマン相手のケースでも同様に信用を失うことが必至ですから、資金引き上げ対象入り決定です。
所謂損切りを迅速に行わなければなりません。
気づかなかったという言い訳は通用しません。
気づかないことが罪なのです。
もともと人物本位で出資しているわけですから、その人物がダメとわかれば出資を継続する意味はありません。商品がどれだけ良くてもまず売れません。
人間は所詮、感情によって行動する生き物であるということを私は否定しません。
夜明けを迎えて太陽の光を浴び、発展できるか?
夕暮れのあと、夜を迎えて身動きがとれなくなるか?
自分にとっての太陽は誰なのか?
「気づき」が人生を左右します。
直接サインを何度か送っている間に気づき、修正しなければジエンドです。
ところが、自分本位でしか物事を考えられない人間はたとえ気づいたとしてもなお自分の時間軸で物事を考え、打開できると思っています。
それは当然のことながら大きな間違いです。
決定権が相手側にある場合、相手の意向を自らの意思によって無視しているととられてしまうからです。
気づいた瞬間に手をうたなければほとんどの場合手遅れです。
そしてその手遅れの原因はほんの些細な約束事であることが多く、その「ほんの些細な約束事も守れないどうしようもない奴」のレッテルを貼られたことに気づいていないのです。
チャンスを活かせる人間とそうでない人間との違いはこういうところにあります。
勿論、私が損切りする場合の基準ですので、他の資本家やスポンサーの考えが皆同じとは思いません。
ただ、似たようなものだとは思います。
スポンサーに頼って事業を行っている人は要注意ですよ!

