Sonny Rollins - All The Things You Are
Tenor Saxophone – Sonny Rollins
Bass – Wilbur Ware
Drums – Elvin Jones
Recorded on November 3, 1957
Album : A Night At The "Village Vanguard" Volume 2
ヴィレッジ・ヴァンガードでのこの時のスケジュールは2週間だったそうで、スタートはクインテットで始めましたがどうもロリンズが納得できるサウンドではなかったようで、カルテットになり、結局はピアノレスのトリオに落ち着いたそうです。
11月13日は最終日だったそうで、もしもっと前だったらこの演奏は録音されていなかったとも言われています。
偶然のなせる業とはいえ、名盤が生まれた裏にはこんな事情があったとは知りませんでした。
それ以前のロリンズの音と比べると、少しトーンが高いように感じますが、この音が本来のロリンズの音だそうです。
いずれにせよロリンズが大好きな僕にとってこの日の演奏はどれも珠玉の一曲になっています。
歌心とユーモアとデフォルメ、ロリンズ節が堪能できる一曲です。
以前書いたこの曲の記事はこちらです。