雨のブルース(ハンク・スノウ) | 今日の一曲

今日の一曲

これまでに出会った心に残る曲を一日一曲選びます。貴方の思い出などありましたら教えてください。

I Get the Blues When It Rains - Hank Snow

Recorded : RCA Victor's "Nashville Sound" Studio, Tennessee, January 1, 1966

ハンク・スノウは’14年にカナダのナバスコシア州で貧しい家庭に生まれます。両親の離婚を機に兄弟が別々の家庭に預けられハンクも父方の祖母に預けられましたが虐待を受けて逃げ出したそうです。
母親が音楽的素養があったようで、ハンクもその素質を受けたようです。
10代はスクーナー船の船乗りとして働きますが、ジミー・ロジャースに憧れ’33年にラジオ局のオーディションに合格しキャリアをスタートしたようです。
カナダで’40年代終り頃まで活動し、’49年にナッシュビルに移ったようです。
カントリー・ミュージックに詳しくないので、彼の名前は良く知ってますが、彼の歌では”I'm Moving On”位しか思い浮かびません。
彼はグランド・オール・オープリー(ナッシュヴィルのラジオ局の公開ライブ番組)の常連だったので’54年に若きエルヴィス・プレスリーをステージに立たせるよう支援したことでも知られています。

この演奏は50代に入ってからのもので、残念ながら歌は入っていません。
今日は一日雨、このところ雨模様の日が続きます。お花見は週末までお預けですね。今日はこの曲にします。

 

 

以前書いたこの曲の記事はこちらです。