オー・プリヴァーヴ(ハンク・モブレー) | 今日の一曲

今日の一曲

これまでに出会った心に残る曲を一日一曲選びます。貴方の思い出などありましたら教えてください。

Au Privave - Hank Mobley

Alto Saxophone – Jackie McLean
Tenor Saxophone – Hank Mobley
Trumpet – Donald Byrd 
Piano – Barry Harris
Bass – Doug Watkins
Drums – Art Taylor

Recorded : Van Gelder Studio, Hackensack, July 20, 1956
Album : Messages

ハンク・モブレーの初期のアルバムからの一曲です。
モブレー、マックリーン、バード、ハリスの2小節づつのイントロというのも珍しいですが、いかにもなんでも試してみようというハードバップ創世記らしい試みです。
ルディ・ヴァンゲルダーの録音ですが、ブルー・ノートの音とは違いやや軽く感じますが、こちらの方が原音に近いのかも知れません。
全体に粗削りなところもありますが、熱量は十分感じられる演奏です。

 

政府は昨日安倍派の小森卓郎総務政務官と加藤竜祥国土交通政務官が、それぞれ代表を務める同党支部の政治資金収支報告書に収入の不記載(70万円、10万円)が判明したことを理由に事実上の更迭を決めました。
当然だと思います。しかしちょっと変じゃないですか?

先日岸田派に3、059万円の不記載が発覚し会計責任者が起訴されました。事実上連座制的な処分を安倍派議員に科しておきながら岸田派の親分たる岸田首相は平気な顔して首相の座に居続けているというのはどうも良く分かりません。

安倍派の議員も岸田首相も同じ立場のはずだと思うのですが、僕の感覚が間違っているのでしょうか。
そして昨日は自民党の財政健全化推進本部が開かれ、退任した額賀福志郎氏の代わりに緊縮財政派の茂木派を退会した古川禎久氏が本部長に就任し、小渕優子氏も加わるとのことです。
なんだかこういう一連の流れを見ていると、積極財政派の安倍派を無力化して財務省寄りの緊縮財政派で自民党を固めるという財務省の意図を感じざるを得ません。
すでにコロナ禍で膨らんだ財政を平時に戻すという議論が活発になってきました。
やれやれやっと経済がインフレ基調にもどりつるあり、所得も上がるというデフレからの脱出が見え始めたというこの時期に緊縮財政という支出を削り、復興増税、防衛増税、子育て増税、社会保険料の値上げ、あわよくば消費税アップなどを狙うんでしょうか、国民をそんなに貧しくしてなにが楽しいんですか?いい加減にして欲しいです。

 

 

以前書いたこの曲の記事はこちらです。