ハウ・アバウト・ユー（ニック・トラヴィス）

How About You? (How About Choo?) - Nick Travis

Nick Travis, trumpet
Ralph Burns, piano
Park Hill, guitar
Max Bennett, bass
Mousey Alexander, drums

Recorded ： New York City, February 26, 1954
Album : How About You?

ニック・トラヴィスは’２５年生まれのトランペッターで、スイング時代に主にウディ・ハーマン、レイ・マッキンレー、ベニー・グッドマンなどビッグ・バンドで仕事をしています。
その後ＮＢＣのセッション・ミュージッシャンになり、’６０年代にはジェリー・マリガンやセロニアス・モンクなどとも共演しています。
潰瘍の合併症で３８才で亡くなっています。
決して革新的なトランペッターではありませんが、正確な音程、中音部からハイ・トーンまでのクリアな音、よどみないフレージングなど、共演の依頼が多かったのも頷けます。
残念ながらリーダー・アルバムが少なく、このアルバムもアル・コーンとの共演をはじめいくつかのセッションを集めたもので、この演奏はアルバム・タイトルになっている一曲です。

以前書いたこの曲の記事はこちらです。

『ハウ・アバウト・ユー （本田富士旺）』

『ハウ・アバウト・ユー？（アート・ヴァンダム）』

『ハウ・アバウト・ユー（アニー・ロス）』

『ハウ・アバウト・ユー（アーマッド・ジャマル）』

キース・ジャレットの音源は削除されました。

『ハウ・アバウト・ユー（キース・ジャレット）』

『ハウ・アバウト・ユー（ケニー・バレル）』

『ハウ・アバウト・ユー？（オスカー・ピーターソン）』

『ハウ・アバウト・ユー（スタン・ゲッツ）』

『ハウ・アバウト・ユー（ビル・エヴァンス）』

『ハウ・アバウト・ユー（ローズマリー・クルーニー/ハイローズ）』

『ハウ・アバウト・ユー（タル・ファーロウ）』

『ハウ・アバウト・ユー？（ビリー・テイラー）』

『ハウ・アバウト・ユー（ハービー・マン）』

『ハウ・アバウト・ユー？（ジョニー・カリシ）』

『ハウ・アバウト・ユー？（ルーシー・アン・ポーク）』

『ハウ・アバウト・ユー（クロード・ウィリアムソン）』

『ハウ・アバウト・ユー（レニー・ニーハウス）』