恋はすぐそこに(バック・クレイトン/ルビー・ブラフ) | 今日の一曲

今日の一曲

これまでに出会った心に残る曲を一日一曲選びます。貴方の思い出などありましたら教えてください。

Love Is Just Around The Corner - Buck Clayton/Ruby Braff

Buck Clayton, Ruby Braff (trumpet)
Buddy Tate (tenor sax)
Benny Morton (trombone)
Jimmy Jones (piano)
Steve Jordan (guitar)
Arron Bell (bass)
Bobby Donaldson (drums)

Recorded :Brooklyn Masonic Temple, NY, July 1, 1954
Album : Buck Meets Ruby

カウント・ベイシー楽団のスター・プレイヤーだったバック・クレイトンはその後ウディ・ハーマンやベニー・グッドマンなどと仕事をしてます。

ルビー・ブラフは生まれ故郷のボストンから’53年にニュー・ヨークに出てきます。
 片やスイング期の最高の知性派トランペッタークレイトン、片やアイビー・リーグのアームストロングとビックス・バイダーベックに評された人気の高い二人を組み合わせたこのアルバムはその頃の録音で、当初は4トラックの10インチLPとして発売されたそうです。
大先輩クレイトンと互角にやりあうブラフ、双方のプレイが聴きものです。
この曲You-Tubeに複数アップされてますが、各プレイヤーの演奏に合わせて写真が入れ替わる敬愛する konidolfine さんの動画は秀逸です。
このアルバム・ジャケットはアフリカ系アメリカ人に関する絵画、デッサン、リトグラフなどで名高いチャールズ・ホワイトの作品だそうです。

参議院選挙が終わりました。予想通り自民党の圧勝でした。東京選挙区で僕が投票した積極財政派の、”新党くにもり”の安藤裕氏は、これまた予想通り19位の1万票にわずかに届かない得票数で落選となりました。
圧勝したとはいえ緊縮財政派の岸田政権です、いくら何でもでも消費増税はやらないでしょうが、プライマリー・バランス黒字化目標の堅持は続くはずですから、どんな財政政策を実行するのか不安です。
不況の中での物価高騰で苦しむ貧困層を放置してこれ以上社会が不安定化しないよう、しっかりとした支援策を打ち出すべきだと思います。
憲法改正も結構ですが、まずは国民の生活基盤がしっかりしてからにして欲しいです。

 

 

以前書いたこの曲の記事はこちらです。