オン・ナ・スローボート・トゥー・チャイナ(フィル・ウッズ) | 今日の一曲

今日の一曲

これまでに出会った心に残る曲を一日一曲選びます。貴方の思い出などありましたら教えてください。

On A Slow Boat To China - Phil Woods Quartet

Alto Saxophone – Phil Woods
Piano – John Williams
Bass – Teddy Kotick
Drums – Nick Stabulas

Recorded : the Van Gelder Studio, Hackensack, NJ, November 25, 1955
Album : Woodlore 

’50年代のフィル・ウッズはジーン・クイルとの双頭バンドが有名ですが、これはワン・ホーンのリーダーアルバムとしては初めての録音だそうです。
パーカーの影響を受けたアルトとして生涯活きの良い演奏を聴かせてくれましたが、24歳の彼は、その感が一層強く、若さに満ち溢れアルトを吹くのが楽しくてしょうがないという気持ちがストレートに伝わるソロを聴かせてくれます。

 

第二次補正予算の中身が発表になりました。一次補正を決めた頃は、二次補正は行わないという空気でした。それが少しずつ風向きが変わり数兆円規模の国債発行という噂が流れました。
更に、5月の連休中に地元に帰った議員が支持者から悲痛な叫びと対応の悪さを罵倒されたりして、5月7日の議員総会で岸田政調会長、西村経産大臣を突き上げ、ついに約32兆円の真水予算に至ったようです。
32兆円ではまだまだ不足ですが、地元の後押しがあったとはいえ、流れを変えた自民党議員諸氏、それに応えた岸田、西村両大臣の財務省の態度を変えさせた功績はは大いに評価できると思います。
ただ、この中の10兆円の予備費と10兆円の資金繰り対応強化費というのは、使いようによっては経済対策に使われない可能性もあります。
例によってそんな予防線を、プライマリー・バランス至上主義の緊縮財政学者、慶応大学教授の土居丈朗氏が財務省の意を受けて、今回の予算は使い切ることをせず、最小限に抑えるべきなどと馬鹿なことを早速発言しています(日経新聞より)。
この4月、5月で既に日本経済は大変な損害を受けています。緊急事態宣言が解除されたとはいえ、元通りに戻る訳では無く、今回の二次補正ではとても被害を抑えることは出来ません。
50兆円以上の第三次補正予算が是が非でも必要です。今回の二次補正が成立したのは正に国民の悲痛な声が国を動かしたのは明らかです。今回の件で政治を変えるのはやはり国民の力だということを改めて実感しました。

 

以前書いたこの曲の記事はこちらです。
Sonny Rollins
https://ameblo.jp/nonkig3/entry-12488263766.html
Sonny Stitt
https://ameblo.jp/nonkig3/entry-12488277276.html
Barney Kessel 
https://ameblo.jp/nonkig3/entry-12488282444.html
Bill Charlap
https://ameblo.jp/nonkig3/entry-12488287245.html
Milt Jackson & Ray Brown
https://ameblo.jp/nonkig3/entry-12488286923.html