ダブル・ディール(ジョージ・シアリング/モンゴメリー・ブラザース) | 今日の一曲

今日の一曲

これまでに出会った心に残る曲を一日一曲選びます。貴方の思い出などありましたら教えてください。

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George Shearing & The Montgomery Brothers - Double Deal
作曲:Wes Montgomery

Buddy Montgomery, vibes
George Shearing, piano
Wes Montgomery, guitar
Monk Montgomery, bass
Walter Peakins, drums

Recorded : United Recording, Los Angeles, CA, October 9, 1961
Album : George Shearing And The Montgomery Brothers

ウエス・モンゴメリーは’40年代後半から活動していますし’50年代後半に既にリーダー・アルバムを出していますが、オクターブ奏法を自由に駆使した驚異的なテクニックで颯爽と日本のジャズシーンに登場したのは、’60年に出た”The Incredible Jazz Guitar Of Wes Montgomery”だったと思います。
初めてジャズ喫茶で聴いた時の衝撃は今も記憶に残ります。
リヴァーサイドらしいジャズ・アルバムでしたが、ジャズランドから翌年に出たこのアルバムはジョージ・シアリングとモンゴメリー・ブラザースのずっとくだけたイージー・リスニング的なアルバムですが、ちょっとした息抜きに僕の愛聴盤になってます。
ダブル・ディールと言うのは「二重取引」から「だます」「不誠実」など最近よく耳にする気持ちの良くない行いのようです。
「浜の真砂は尽きるとも世に盗人の種は尽きまじ」人の世は昔も今も変わらないようですね。