ゼア・イズ・ノー・グレイター・ラブ(ヴィクター・フェルドマン) | 今日の一曲

今日の一曲

これまでに出会った心に残る曲を一日一曲選びます。貴方の思い出などありましたら教えてください。

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Victor Feldman-'There is No Greater Love'

 

 
Victor Feldman (vibes, piano) 
Scott LaFaro (bass) 
Stan Levey (drums)
 
Recorded : Contemporary's Studio in Los Angeles, CA, January 21 & 22, 1958
Album : The Arrival Of Victor Feldman
 
’40年代中頃からイギリスでプロ活動を開始したヴィクター・フェルドマンは’57年まで殆どイギリスで演奏していたので、このアルバムがコンテンポラリーと契約したアメリカでの初録音です。
なんとも大げさなジャケット写真とアルバムタイトルですがそんな意味合いが込められているようです。
彼のピアノはぶつぶつフレーズが切れる威勢の良いタッチで、僕は彼のヴァイブの方が好きです。
このアルバムの聴きものは何と言っても天才スコット・ラファロのベースでしょう。
名レコーディング・エンジニア、ルイ・デュナンの腕もあると思いますが、ビル・エヴァンスとのインター・プレイではそれ程強く感じなかったラファロのベース、意外に野太い音で弾く人だったのだと改めて聴き惚れてしまいました。
 
以前書いたこの曲の記事はこちらです。
Sonny Rollins
Miles Davis