ユー・ブロウト・ア・カインド・オブ・ラブ・トゥー・ミー(ベニー・グッドマン) | 今日の一曲

今日の一曲

これまでに出会った心に残る曲を一日一曲選びます。貴方の思い出などありましたら教えてください。

イメージ 1

 

Benny Goodman - You Brought a New Kind of Love to Me

 

 
Alto Saxophone – Hymie Shertzer, Paul Ricci
Baritone Saxophone – Sol Schlinger
Bass – George Duvivier
Clarinet – Benny Goodman 
Drums – Bobby Donaldson
Guitar – Steve Jordan
Piano – Mel Powell
Tenor Saxophone – Boomie Richman, Al Klink
Trombone – Cutty Cutshall, Vernon Brown , Will Bradley 
Trumpet – Bernie Privin , Carl Poole ,  Ruby Braff
 
Recorded : Riverside Studios in New York,November 8, 1954 - November 17, 1954
Album : B.G. in Hi-Fi
 
キング・オブ・スイング、人種差別の壁を乗り越えて、初めて黒人をメンバーに加えてステージに立たせた、ジャズ・ミュージッシャンとして始めて音楽の殿堂「カーネギー・ホール」で演奏会を開き、ジャズを単なるダンス音楽から鑑賞する音楽へと引き上げる役割を果たした。というような賛辞が彼に与えられています。
僕は、こういう評価をずっと後になって知識として知ったのですが、中学生だった僕がグレン・ミラー物語に続いて日本で公開された映画を観て、ジャズに夢中になった頃は、単純にあの躍動するジャズという音楽に共鳴したからです。
ベニー・グッドマンについては、スタン・ゲッツ同様意地悪なヤツとか、あれこれ噂もありますが、音楽は演奏者の性格や生活態度は評価の基準には全く関係ないと思います。
映画「ベニー・グッドマン物語」は’56年ですから。この演奏もその頃のもので、全盛期の演奏ではないのかも知れませんが、スイング・ジャズのエッセンスは十分感じ取れる演奏です。
 
以前書いたこの曲の記事はこちらです。
Peggy Lee
Erroll Garner