Gil Evans - Bird Feathers
Art Blakey (ds), Paul Chambers (b), Chuck Wayne (g),
Joe Bennet (tb), Frank Rehak (tb), Tom Mitchell (tb),
Julius Watkins (fh), Bill Barber (tuba), Phil Bodner (reeds),
Johnny Coles (tp), Louis N\Mucci (tp), Clyde Reasinger (tp),
Cannonball Adderley (as)
Gil Evans (p, arr, cond)
recorded in New York City on May 26, 1958
album:New Bottle Old Wine
前年に吹き込まれた”Miles Ahead”に続くギル・エヴァンスに率いられたオーケストラ・ジャズの一曲です。
瞬間的なインスピレーション（即興演奏）の面白さを愛する僕としては、正直言ってこれをジャズというジャンルで評価するのはちょっと引っかかります。
でもマイルス・デヴィスを前面に押し出した”Miles Ahead”そしてキャノンボール・アダレーを前面に使うことで、ジャズを整然としたオーケストラをバックに展開させたギル・エヴァンスという人は大した才能の持ち主だと思います。
きれいな白いキャンバスの上で奔放に吹きまくるキャノンボールのアルトが実に瑞々しく聞えるのは僕だけではないと思います。