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Buddy Rich Love for Sale
1917年生まれで天才ドラマーと言われるバディ・リッチは、赤ん坊の時からスプーンで正確にリズムを刻むことに父親が気が付いて、なんと一歳からドラムスティックを持ったと言われます。
天才と呼ばれる人にはこういう型破りな伝説が付いて回りますが、その後のバディ・リッチの活躍はそれがあながち作り話とは思えない説得力があります。11歳でバンド・リーダーとなり、’30年代後半からバニー・ベリガン、アーティ・ショー、トミー・ドーシー、ハリー・ジェームス楽団などのスター・プレイヤーとして活躍します。’50年台後半に心臓病を患い一時活動をやめますが、復帰後’60年代中頃から自らのバンドを持ち’80年代後半に69歳の生涯を終えるまでパワフルなドラミングは衰えを見せなかったようです。
この映像はデータが無いので明確な日時は分かりませんが、’82年(65歳頃)に収録されたものだと思われます。
パワウルでしかも正確なドラミング、そして見せるドラマーという要素を如何なく発揮した映像だと思います。
以前書いたこの曲の記事はこちらです。
Cannonball Adderley
George Shearing & Montgomery Brothers