ハウ・インセシティヴ(アントニオ・カルロス・ジョビン) | 今日の一曲

今日の一曲

これまでに出会った心に残る曲を一日一曲選びます。貴方の思い出などありましたら教えてください。

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Antonio Carlos Jobim - Insensatez (How Insensitive)

 

 
ヴィニシウス・ヂ・モライスの作った詩にアントニオ・カルロス・ジョビンが曲をつけたこの曲、Insensatezというのは愚かな行い、とい意味だそうですが英語の題名 How Insensitive だと「なんて無神経な」という感じになり、多少ニュアンスが違うようです。
内容は振られた側が相手の無神経さを嘆いているようにも、振った側が自分の愚かさを悔やんでいるようにも取れるような歌詞だそうです。
ジョビンらしいフラットな旋律の中に哀愁がこめられたいい曲です。彼の歌が入ったものもありますが、僕はこの単音で弾くジョビンのピアノで綴るこちらの方が好きです。
 
以前書いたこの曲の記事はこちらです。
Astrud Gilberto