ブルース・イン・ザ・クロゼット(ウォルター・ビショップJr.) | 今日の一曲

今日の一曲

これまでに出会った心に残る曲を一日一曲選びます。貴方の思い出などありましたら教えてください。

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Walter Bishop Jr. Trio 1961 ~ Blues In The Closet (Take 5)

 

 
Walter Bishop Jr. - Piano
Jimmy Garrison - Bass
G.T. Hogan - Drums
 
二日間氷雨に閉じ込められた東京ですが、今日は久しぶりに太陽が顔を出しました。やっぱり青空と太陽は気分も晴れやかになるのでいいですね。
今日は少し元気の良いブルースで行きましょう。
ウォルター・ビショップJr.はビーバップ期から活躍したジャマイカ出身のピアニストで、ハイスクールでケニー・ドリューやソニー・ロリンズ、アート・テイラーなどと親しかったと言いますから、その後の活躍は推測できます。
この曲は彼が60年代になって作った自らのトリオで吹き込んだ「Speak Low」という代表作の中の一曲です。表題の「スピーク・ロウ」はこの曲の演奏の中では僕が一番好きな演奏です。
モダンジャズが一番元気が良かった頃ですから、彼のピアノからも精気にあふれたパワフルな演奏が聴けます。
レコード・ジャケットの理知的な容貌からも窺えますが、70年代からは演奏活動と共に大学で音楽理論を教えていたそうです。
 
以前書いたこの曲の記事はこちらです。
Bud Powell