プアー・バタフライ(ソニー・ロリンズ) | 今日の一曲

今日の一曲

これまでに出会った心に残る曲を一日一曲選びます。貴方の思い出などありましたら教えてください。

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SONNY ROLLINS, Poor Butterfly(1957)

 

 
Sonny Rollins (tenor saxophone)
J.J. Johnson (trombone)
Horace Silver, Thelonious Monk (piano)
Paul Chambers (bass)
Art Blakey (drums)
 
歌劇「蝶々夫人」の主人公を歌った古いレヴューの挿入歌です。
’56年に「サキソフォン・コロッサス」「テナー・マドネス」という傑作を吹き込んだロリンズ、’57年には「ウェイ・アウト・ウエスト」「ヴィレッジ・ヴァンガードの夜」がありますから、この曲が入った「ソニー・ロリンズVol.2」も絶頂期の録音と言えるでしょう。
ただ、J.Jジョンソンを参加させたりホレス・シルバーとモンクの二人のピアノも入れるという意図がイマイチ良く分かりません。それぞれのソロが悪いというのではなく、全体的な曲としてのまとまりが無く、曲の印象が散漫になってしまったように思います。
 
以前書いたこの曲の記事はこちらです。
Cannonball Adderley
Benny Goodman
Count Basie & Oscar Peterson