気ままな暮らし(チェット・ベイカー) | 今日の一曲

今日の一曲

これまでに出会った心に残る曲を一日一曲選びます。貴方の思い出などありましたら教えてください。

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Easy Living  Chet Baker(1965)

 

 
Chet Baker (flugelhorn) 
Leon Cohen, Henry Freeman, Wilford Holcombe, Seldon Powell, Alan Ross (reeds) 
Hank Jones (piano) 
Everett Barksdale (guitar) 
Richard Davis (bass) 
Connie Kay (drums)
 
薄曇の相変わらず寒い日曜日です。どうも朝から今日は気分もイマイチ冴えません。
風邪を引いたわけではないので、やはり天気のせいでしょう。
こういう気分の時は元気の良いアップ・テンポの曲は聴きたくなりません。かといって暗~い曲では、出口を見失ってしまいます。
こんな気分の時は「そんなに良いことはないかも知れないけど、あまり自分の中に閉じこもらないで、のんびり行こうよ」という感じの癒し系の音楽がいいです。
この曲に出会ったのは多分キャノンボールが最初だと思いますが、チェット・ベイカーの歌も殆んど同じで大学に入りたての頃だと思います。
この歌は'Baker's Holiday'というアルバムに入っていますが、今日が日曜日だから選んだわけではありません。
このホリデーはビリー・ホリデーの愛唱歌を収めているので付けたタイトルです。
ビリー・ホリデーは人種偏見、薬、アルコール依存症などとの闘いの中で、ジャズへの思いだけは失わなかった人ですが、麻薬との戦いに疲れたチェット・ベイカーには共感できるものがあったんだと思います。
 
以前書いた記事はこちらです。
Peggy Lee
Hampton Hawes
Clifford Brown
John Lewis
Wardell Gray
Cannonball Adderley