アフタヌーン・イン・パリス (J.J.ジョンソン) | 今日の一曲

今日の一曲

これまでに出会った心に残る曲を一日一曲選びます。貴方の思い出などありましたら教えてください。

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J.J. Johnson's Boppers - Afternoon in Paris(1949)

J.J. Johnson (tb)
Sonny Stitt (ts)
John Lewis (p)
Nelson Boyd (b) 
Max Roach (ds)

クラシックとジャズの融合という課題に取り組み、MJQというジャズ、クラシック両方のファンに評価されるグループを長年率いたジョン・ルイスは、フランス映画「大運河」の音楽を手がけているように、きっとヨーロッパにある種の憧れを持ていたのだと思います。そういった彼の思いがこの「パリの午後」という曲には込められているような気がします。
ジョン・ルイスとソニー・スティット、J.J.ジョンソンの共演というのは他にも聴いたことがありますが、マックス・ローチとの共演というのは僕の知る限り知りません。いずれにせよ豪華なメンバーです。
アレンジをジョン・ルイスが担当していることもあるでしょうが、この時代にもかかわらず、ギンギンのハード・バップにならないところはさすがジョン・ルイスらしいと思います。
同じ演奏がジョン・ルイスのリーダー・アルバムとしても出ているようですが、これはJ.J.ジョンソンのリーダ・アルバムです。

以前書いた記事はこちらです。
Milt Jackson