Don Patterson - The Lamp is low
Don Patterson(og)
Eddie Daniels (sax)
Ted Dunbar (g)
Freddie Waits (ds)
月は夜空に高く
ランプは手元の低さに
そんな夜に恋の夢想にふける
というような歌です。原曲はラヴェルの「亡き王女のためのパヴァーヌ」、実に美しいメロディです。
ドン・パターソンというオルガン奏者は60年代に活躍した人のようですが僕は殆ど知りません。
オルガンというとジミー・スミスが良く知られていますが、この人の演奏は早いパッセージで弾きまくるというより、少ない音で曲を紡いでいくという所に個性が出ているように思います。ちょっと聴くと物足りないように思いますが、ジックリ聴くとこの渋さがとてもいい味になっています。
残念ながらYou-tubeは途中で切れています。
26号台風で痛めつけられ、かろうじて灯っているほのかな明かりを27号が消さないでくれるよう願っています。
以前書いた記事はこちらです。
George Shearing